こんにちは、まーこです。今日は韓国ドラマの『馬医』の事を書きたいと思います。
馬医は2012年10月1日から2013年3月25日まで韓国MBCにて放送されたテレビドラマです。
時代は1392年8月から1897年10月に掛けて朝鮮半島に在り、高麗の次の王朝の朝鮮の歴史におい
て最後の統一王朝である李氏朝鮮が舞台だそうです。
また主演はミュージカル界のトップスター、チョ・スンウが初めてテレビドラマの主演作で数々の
ヒット作を生みだした、イ・ビョンホン監督の2012年の作品です。
賎民の身分で馬医になり獣医としての名声を高め、様々な困難を乗り越えて、後に王様の御医に
上り詰めた実在の人物 白光炫(ぺク・クァンヒョン)のサクセスストーリーを描いたドラマです。
余談ですが、ぺク・クァンヒョン役のチョ・スンウは無類の動物好きで、自宅でも猫4匹、犬2匹と
暮らして居るそうです。また撮影にはいる2ヶ月以上前から馬を洗ったり櫛ですいて整えたり、お
やつをあげたり、馬と親しくなる時間を作ったそうです。やはり動物と共演する人は動物への愛情
が無ければ、なかなか動物とのコミュニケーションを取るのは難しそうですね。
『馬医』韓国ドラマあらすじ
17世紀、朝鮮王朝時代後期、顕宗の時代、共に医学の道を選んだ若者たち、カン・ドジョンは貧し
い民を救う為に医療の道を選びました。またイ・ミョンファンも卑しい
馬医の息子でありながら医学の道を選びます。医女チャン・インジュも優れた鍼の腕を持ち、3人
のは身分を超えた絆で結ばれていた。しかし、昭顕世子暗殺疑惑で朝廷内の陰謀に巻き込
まれ、悲しくもその友情は崩れてしまう。イ・ミョンファンの裏切りから世子暗殺の罪をかぶせら
れ処刑されてしまいます。罪人の息子として生まれたカン・ドジュンは即刻処刑される事になるが
女児なら処刑を免れる為、カン・ドジュンは以前助けられた大恩人。
奴婢のぺク・ソックが自分の娘チニョンとすりかえた為、命が救われました。奴婢として牧場で育
てられたクァンヒョンはやがて腕利きの
馬医として成長していきます。そして12年後、ぺク・ソックはクァンヒョンと自分の子供として
小さな島でひっそりと暮らしていました。
しかし都に憧れを持っていたクァンヒョンは友達と島から出る事を決行してしまい
そして都に行った2人はそこで殺人を目撃してしまいます。それに気づいた犯人のミョンファンは
家来に命じて2人を追う事を命じる。家に逃げ帰ると父親と思っているぺク・ソックも亡くなって
いた。
またミョンファンの追ってからも矢を放たれ、クァンヒョンは絶壁から落ちてしまう。
そして牧場で発見される。
チニョンはドジュンの娘として生活していたがまさかのミョンファンはチニョンを養女に迎えよう
としていた。チニョンを養子に迎え、出世させることがミョンファンにはドジョンに対する罪滅ぼ
しと思っているのでしょうか?
ある日、クァンヒョンが世話をしている馬ヨンダルがミョンファンの息子ヨンハを蹴ってしまう。
怒ったミョンファンはヨンダルの首を斬り、瀕死の重傷を与えてしまう。クァンヒョンはヨンダル
を助けたい一心で馬医の元へ走りますが難しい治療でクァンヒョンが馬に鍼を打つことになりまし
た。そしてそれが見事に成功したのです。良かったですね。
そして月日が経ちますが、クァンヒョンは立派な馬医に成長します。
それからも様々な動物の命を助けます。中には嫉妬や陰謀でわざと動物に毒を盛られクァンヒョン
のせいにされそうになったり、本当にひどい時代です。
また、クァンヒョンは医官になるのですがそのきっかけも王室の馬の治療に3人の馬医で島に赴き
ます。そこで一人の馬医が発作を起こしてしまい、呼吸困難になってしまいました。しかし島の
医師は明日まで帰ってきません。すぐ医師に鍼を打たなければ命に関わります。
やむを得ずクァンヒョンが鍼を打ち成功しましたが、馬医が人に鍼を打った事でクァンヒョンは
捕らえられてしまったのです。そして、そこからも数々の困難を乗り越えて王様の御医にまで上り
詰めていくのです。
『馬医』韓国ドラマ キャスト
・ぺク・クァンヒョン役 チョ・スンウ 少年時代 アン・ドギュ
・カン・ジニョン(ヨンダル)役 イ・ヨウォン 少女時代 ノ・ジョンウィ
・イ・ミョンファン役 ソン・チャンミン
・イ・ソンハ役 イ・サンウ
・チャン・インジュ役 ユソン
・顕宗(ヒョンジョン)役 ハン・サンジン
・コ・ジュマン役 イ・スンジェ
・淑徽(スッキ)公主役 キム・ソウン
『馬医』韓国ドラマ 感想
馬医もとうとう観終わってしまいました。今はFODやhuluの配信サービスでも月1,000円前後で観
れるので一気観してしまいます。ただ、毎日寝不足になる事は覚悟して下さいね(^^♪
馬医は冒頭にも書きましたが、賎民の身分の馬医から王様の御医になった実在の人物のお話しのよ
うです。しかしそれを抜きにしても観ている私たちに勇気ももらい、どんな困難な環境でも頑張れ
ば何でも出来ると思わせてくれるストーリーでした。でも朝鮮時代は罪人の子供は赤ちゃんでも男
の子は殺されてしまうんですね。何といってもぺク・ソックが赤ちゃんをすりかえるシーンは手に
汗握り、ドキドキしてしまいました。本当に酷い時代でしたね。最初から、この物語では身分は違
うが医学と言う同じ志を持った仲の良い3人の若者たちの友情から始まります。しかし、昭顕世子
が殺されたのがきっかけで友情が壊れてしまうのですね。多分ですが、父親が馬医だった
ミョンファンは子供の頃からカン・ドジョンにコンプレックスを持っていたのをずっと抑えて過ご
していたのかもしれないと思いました。でないとずっと一緒に過ごして来た友達を裏切るなん
て・・・(涙)
そして、もしドジョンが居なければ、もう少し自分にも日の目が当たるとも思ったのでしょうかね
(/_;)しかし、友達に罪を着せて死罪になっても自分がのし上がろうとする悪どさは現代の社会でも
有るように感じました。さすがに死罪はないかもだけど、誰かを踏み台にして、上に行こうとする
輩はたくさんいるかもですね。(T_T)
しかし、やはり血は争えないのか、色々な場面で馬を助け猫や動物を鍼で助けていき、最後は人間
をも助けます。大妃が頭の病気や王様が奇病になった時も鍼で麻酔をし、バサバサ切って病気を治
して行くのは、当時の方たちに取ったら、とても考えられる事ではないと思いました。でも勇気を
出して新たな医学を切り開いて来たから、今の医学の進歩に繋がって来たのかもしれないですね。
馬医はクァンヒョンの父親の時代の幼少期から始まり、環境も様々の中、馬医になり、そして色々
な動物を診れる獣医になり、ひょうんな事から人間に鍼を刺さなければいけない状況になり、逃げ
たり、捕まったりとヒヤヒヤしながら観ていましたが、とにかく面白いです。絶対お薦めです(^_-)-☆
コメント