華政(ファジョン)は実在の人物?実話?あらすじとキャストとネタバレ最終回や感想!

こんにちはまーこです。

今回は華政(ファジョン)について書いてみたいと思います。華政は韓国MBCテレビで2015年

4月13日から9月29日に放映されたテレビドラマです。また華政は実在の王女

貞明(ジョンミョン)公主のの物語ですが、16世紀朝鮮王朝時代、第14代王宣祖と仁穆王后の間に

生まれましたが権力争いの中で亡くなったと人として偽装して生きて行かなければならなかった

貞明公主の過酷な波乱の生涯を描いたドラマです。また宣祖の次男として生まれた光海君は嫡子で

は無いと言う理由で父親の王からも冷遇されていた。

貞明主と第15代王光海君とは異母兄妹ですが政治が絡み陰謀や嫉妬や血肉の争い等もあり、

観応えあるストーリーになります。

 

華政(ファジョン)のあらすじ

朝鮮第14代王宣祖の次男、光海君は父親からも嫡子では無い理由から冷たくされ、16年の間、

世子としても認められずにいました。また仁穆王妃も懐妊し永昌大君(ヨンチャンテグン)が生まれ

ましたが、それも後継者争いの火種になってしまいます。そんな中も無邪気に『兄上』と慕ってく

る幼い貞明公主に癒されていました。そんな時、宣祖が崩御してしまいました。次の王を決める

為、朝廷も慌ただしくなります。骨肉の争いを望まない光海君は、仁穆大妃に永昌大君と貞明公主

を守ると約束し、仁穆王后のおかげで光海君は朝鮮第15代王に即位したのです。しかし、最初は約

束を守ろうとした光海君でしたが、周りの言葉や陰謀から、自分の王座も奪われる日が来るのでは

ないかと不安になります。そんな時、永昌大君は幽閉先の江華島で光海君を支持する大北派に命を

奪われてしまいます。

幼い永昌大君は9歳で命を絶たれてしまったのです。また祖父の金悌男も賜薬にて処刑され、母の

仁穆大妃の親族も処刑や流刑にされてしまったのです。仁穆大妃も大妃の地位を廃されて側室の

身分で慶運宮に幽閉されてしまうのです。

貞明公主は宮殿から逃げ出し、倭国へ行き、奴隷として売られ、長崎の硫黄鉱山でファイと言う名

前の男性として過酷な重労働で働きながら、生き抜いていました。

そして祖国から朝鮮通信使がやって来ることを知り、祖国に帰れるチャンスをつかもうとします。

そこで、ホン・ジュウォンと出逢います。ホン・ジュウォンは、光海君が設立した火器都監(ファギ

トガム)で働いていたのです。やっと家族の仇の光海君に仕返しをする日が来ると思う貞明公主だっ

たのです。朝鮮に帰る事が出来たチョンミョン(貞明公主)はホン・ジュウォンの計らいで火器都監

で働ける事になりました。しかしジュウォンや火器都監の人もみんなチョンミョン(貞明公主)を

男性だと思っています。チョンミョンも倭国で男の奴隷として過酷な労働にも耐えて来たので

火器都監の仕事はたやすいところがありました。しかし、慶運宮に幽閉されている母に何とかして

逢いたいと機会を伺っています。

そして母との再会。罪のない祖父や弟の永昌君を殺した光海君への復讐への思いがチョンミョンを

更に強くしていきます。

その後、後の仁祖になる綾陽君により宮廷にクーデターが起こり、仁穆王后は綾陽君を支持する西

人派に助けられます。

ホン・ジュウォンとの熱愛やジュウォンの親友で有りながら、チョンミョンの女人である正体を

最初に知り、チョンミョンを慕いながらも二人の仲を見守り助けるカン・イヌの存在やまたイヌの

父親カン・ジュソンの悪だくみや陰謀に屈せず戦うチョンミョン(貞明公主)達。チョンミョンの

正体が明らかになり、幼い頃、宮廷から逃げる途中、侍女達の犠牲により命を助けられ、長い間、

死んだと思われていた貞明公主が生きている事がわかって公主としての人生が戻ってからも

過酷な戦いがまだまだ続きます。そんな中、自分たちを陰ながら支え助けてくれたイヌが自分の」

父親により、瀕死の状態にさせられてしまいます。

 

華政(ファジョン)のキャスト

・貞明公主(チョンミョン)ファイ役    イ・ヨニ

・光海君(クァンへ)役          チヤ・スンウォン

・ホン・ジュウォン役          ソ・ガンジュン

・綾陽君(ヌンヤン) 仁祖(インジョ)役  キム・ジュウォン

・カン・イヌ              ハン・ジュワン

・仁穆大妃(インモク)          シン・ウンジョン

・キム・ゲシ              キム・ヨジン

華政(ファジョン)の ネタバレ最終回 感想

いよいよ最終回です。イヌはどうなってしまうのでしょうか?父親のジュソンは権力と陰謀で

あんなに悪事を働くのに息子のイヌは最後までジュウォンの親友であり、公主をお慕いするも自分

の心を隠して親友ジュウォンと公主の為に尽くしてくれた本当に良い人ですよね。どうか助かって

欲しいと祈らずにはいられません( ;∀;)

 

ホン・ヨン(別造庁の提調)はイヌの父親カン・ジュソンに言います。

『こうなる運命だった。不義の権力が続くはずがない。みよ 何という無様な姿だ。なぜもっと早

く思い止まらなかったのだ。そなたは自らの手で我が子を撃ったのだ。』

カン・ジュソンはやっと己の過ちに気づいたのか『イヌはどうなった?答えろ イヌはどうなった

のだ!』カン・ジュソンも悪事に手を染めて自分で手を下しておいて最後は父親の顔に戻るのかと

思いましたが後の祭り、イヌは宮廷の御医が懸命に治療しても貞明公主がそばに居てもやはり命を

落としてしまうのですね。(涙)イヌは亡くなる前に貞明公主に『そこにいらしゃっるのですね。

見たいのにそれなのに何も見えません。しかし、私は大丈夫です。公主様の姿もジュウォンの姿も

記憶の中にとどめて逝けます。』イヌは最後まで愛情深いですね~涙涙涙

幼い頃のジュウォンとイヌと公主の姿が走馬灯のように蘇ります。また大人になってから、変装し

たチョンミャン(貞明公主)に出逢ってからもイヌはずっとチョンミャンを純粋に思い続けていたの

ですね。『夜空の星のように手が届かなかった。公主様との出会い、私にとっては最も悲しく大切

な思い出でした。公主様、大切なぶんだけどうか幸せになってください』そこへジュウォンが急い

でやって来ます。『何もかもが中途半端な私はお前が唯一の友だった。そばで共に公主様をお守り

出来てうれしかったよ。ジュウォン・・・』このシーンは涙なしでは観る事が出来ないほど

悲しかったです(:_;)そしてイヌは旅立ちます。

ジュウォンは牢にいるイヌの父カン・ジュソンに会いに行き、イヌが亡くなった事を告げます。

そして明日、刑が執行されることもジュウォンはジュソンにもう逃れられないと言います。

ジュソンは『わかっている。もう自分の手下もすべて捕らえられてしまった。助かる術がない事は

わかっている。ジュウォン、そなたはこれで終わりかと思うか?私を消せば世の中が変えられると

思うか?いいやそんな世は来ない。私を消してもまた別の誰かが現れる。そしてこの世を動かす力

を手にするはずだ。ジュウォンそなたは再び倒れる前のほんの束の間立ち上がっただけだ。』

ジュウォンも『そうです。その言葉が正しい事は私にもわかります。ええ我々は再び倒れるでしょ

う。いずれ また あなたのような敵と戦い血を流すはずです。しかしながら地位を守る為に戦う

のではありません。何度倒れても再び立ち上がる方法を忘れぬ為です。そして我々の後に志を共に

する別の誰かが続くでしょう。ジュソン殿 私が知るもう1つの真実がこれなのです。私が信じる

世の中です。』また貞明公主も別の部屋でキム・ジャジャムと同じ話をしています。明日刑が執さ

れ、自分の手で我が子イヌを死に至らしめたのに反省どころか『助かる術がない事はわかってい

る』って、助かる術があったら、助かりまた悪事を続けるんかい!と思ったのは私だけでしょう

か?公主が『この世は華麗な虚構にすぎぬ。昨日の不義が続くなら今日も戦う。今日の不義が明日

も続くなら再び戦えばよい。私にとって希望とはいつか訪れる平和ではない、今日私と共に戦い、

明日も共に戦う人々の存在そのものだ。』貞明公主とキム・ジャジャムはそう話しています。

そしてジュウォンは牢にいるジュソンに『イヌはジュソン殿を恨んでいませんでした。ずっと、

最後の瞬間までかつてお慕いした我が親友の父君にこれだけは伝えたかったのです。』

そしてジュウォンが立ち去った後、ジュソンは思いつめたような悲しい顔で『恨んでいなかった

と?私を?愚かな息子よ お前は最後まで私に似なかったのだな』とその目に光るものがありまし

た。韓流ドラマを観ていつも思いますが、セリフを聞くとこの言葉は決して忘れたくない言葉や

今、自分にとって必要な言葉だったり、言葉の意味がとても深いんですよね。ドラマを観ながら、

ノートに書き留めてしまう事もあります。

そして悪事を働いた者たちはそれぞれの形で刑を執行され罪を償うため死んで行き長い戦いが

終わりました。第17代王孝宗はジュウォンと提調殿の昇格と貞明公主に自分のそばに居て忠言し

てくれるようお願いしますが公主は辞退します。『信じてくださった事もありがたく存じます。

しかし私は王様のおそばで国事を論じる事は出来ません。そして堤調殿と夫も自ら辞退をお考え

に』と王様は驚きます、しかし貞明公主は『これから私たちが王様の敵になるからです。今日この

執務室を出た瞬間から私は王様の味方ではなく敵になるのです。』王様は驚き『公主様、私の敵に

なるとはどういう事ですか?』執務室には『華政』と言う文字があります。そこに王様と提調がい

ます。に『これこそが公主さまのお考えだ』と言います。『権力者は初めに立てた志をいずれ忘れ

てしまう。民の為の権力などこの世にはない。権力とは初めからそう言うものだと』そして回想

シーンで公主も王様に『いずれ王様も変わるかもしれません。今日の誓いを忘れ暴政を敷き忠言に

耳を傾けぬやもそれゆえ私は王様のおそばでお仕え出来ないと申したのです。今や王様は最も大き

な権力を得ましたが私はおそばではなく向かい側に立ちたいのです。』そして王様も『ゆえにこれ

からは私の敵になり”間違いを犯した王と戦う”とそうおっしゃりこの書を下さったのだ。』と広げ

てある「華政」言う書を見ながら『それこそがもっとも輝かしい政治だとな。そして公主様は志を

共にするものとご自分の居場所へ戻るそうだ。』

そして場面が変わり、別造庁(ピョルジョチョン)火器都監のみんなは、なぜ栄転を拒んでここに残るんだと

口々に言います。

そして問題が発生しました。硫黄の釜に亀裂が入っているのかもしてません。夫のジュウォンは

そう推測しますが妻の公主も引きません『あなたおやめください。硫黄職人は私ですよ。硫黄と釜

の事は私の方が詳しいのです。』すると『確かにそうでしょうね。しかし、火器都監の頃からここ

を管理しているのは、私です。それに公主さまは女人ゆえ私が守らなければここに残れません。』

『えっ何ですって!』と言いながらふたりで顔を見合わせ笑い合うのでした。

 

華政(ファジョン)の感想

 

とうとう観終わってしまいました。実話に基づいたフィクションですが、1話から引き込まれてい

きました。朝鮮第14代王宣祖は側室が生んだ次男 光海君を世子にしようと思っていたのに、王妃

が永昌君を生んでからの王様の光海君への態度や風当たりは可哀想なものがありました。しかし

幼い貞明公主が光海君を『兄上』と慕い光海君も公主を可愛がっているのが良くわかりました。こ

の状態は現代の家族構成にもあり、微笑ましいと言っても良いと思いますが時は朝鮮時代で王座を

めぐる派閥争いやそれに伴う陰謀や策略により、全てが変わってしまうのですね。

宣祖が亡くなってから、さらに悲劇になっていくのですね。

光海君も最初は自分が王様になっても仁穆大妃や貞明公主、永昌君を守って行こうと思ったに

違いないと思います。しかし、王様になると人は変わってしまうのですね。最終回に貞明公主が

後の第17代王孝宗に行った言葉が思い出されます。貞明公主の幸せだった幼少時代、また光海君

が王に即位し逃亡生活になり、男性として倭国で奴隷として過酷な時期を過ごし、ジュウォンと

出会い朝鮮に戻り、火器都監で楽しい仲間たちと過ごす日々。また正体がバレて公主が生きている

とわかってからの周りの動向など思わずハラハラドキドキ、キュンキュンしたり、涙、涙や怒りの

感情が出たり、観る者にとって、とても深い感動のドラマです。何よりも劇中に出てくる役者の話す

言葉が素晴らしいです。主役の周りの人が悪役にはなつ言葉もそうですが悪役が言うセリフにも

教えられるものが有る事に気が付きました。私はやはり最終回の親友イヌが亡くなるシーンは

号泣なしでは観れなかったです。韓流時代劇はどれを観ても面白くどれを観ても観て良かったと

思うものばかりですがこの『華政』も絶対お薦めですよ。(^_-)-☆

 

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