こんにちは、まーこです。
今日は先日観た『師任堂、色の日記』のお話をしたいと思います。
主演はイ・ヨンエとソン・スンホンが演じた、2017年にSBSで放送された
韓国の連続テレビドラマです。最初は現代の大学で美術の非常勤講師を勤めるジユン
（イ・ヨンエ）の登場から始まります。そしてジユンは金剛山図の発表を任されますが
金剛山図は世紀の発見と言われる程の絵画で偽作疑惑も持ち上がってしまう程の名画なのですね。
ジユンはニューヨークへ出張に行くのですがそこで数々の不思議な体験と出会います。
そして、金剛山図の事を調べていると作者の師任堂の肖像画を観る事になるのですがそれが
自分にそっくりなジユンは驚きと共に日記を見つけるのですが・・・
1504年に生まれた師任堂とイ・ヨンエは二役を演じますが、どちらも素敵ですね〜またドラマでは
師任堂（イ・ヨンエ）とイ・ギョム（ソン・スンホン）の切ない愛の行方にも更に目が離せなくな
るドラマのストーリーです。師任堂は朝鮮王朝時代の著名な画家で、韓国の5万ウォン紙幣に
肖像画が採用されています。また師任堂は絵画の才能だけではなく、7人の子だくさんの良妻賢母
としでも名高いのです。中でも三男の李珥（イ・イ）は東方の聖人と言われる儒学者に成長し、
母親の師任堂よりも37年も早く5千ウォンの肖像画に採用されたそうですが、やはり才色兼備の
師任堂のお子さんも優秀なんですね。
師任堂(サイムダン)は良妻賢母 色の日記 キャスト
申・師任堂(シン・サイムダン)役 イ・ヨンエ
ソ・ジユン役 イ・ヨンエ
宣城君(イ・ギョム)役 ソン・スンホン
青年時代 宣城君役 ヤン・セジョン
ハン・サンヒョン役 ヤン・セジョン
フィウムダン役 オ・ユナ
朝鮮第11代王中宗役 チェ・ジョンファン
ミン・ジョンハク役 チェ・ジョンファン
少女時代シン・サイムダン役 パク・ヘス
師任堂(サイムダン)は良妻賢母で5万ウォンの紙幣の肖像画と感想
とうとう観終わってしまいました。この師任堂役はイ・ヨンエ以外考えられない程、ぴったりの役
でした。ドラマの冒頭は非常勤講師のジユン(イ・ヨンエ)が長年仕えている教授が国宝級の
『金剛山図』の贋作を本物と言って発表します。教授のお供でイタリアに行ったジユンは一枚の
肖像画とある日記と出会います。そしてその肖像画は驚くほどジユンにそっくりでした。そこから
過去にスリップします。少女時代のサイムダンは絵をかくのが好きな明るい少女でした。
アン・ギョンの描いた『金剛山図』が観たくてこっそり忍び込みます。そこでイ・ギョムと運命の
出会いをします。イギョムは幼い頃から父との放浪生活が身について居る為、王族としての堅苦し
い生活が性に合わず、絵を描きながら放浪の旅に出る事が多かったようです。しかしサイムダンと
出逢ってからは一途にサイムダンを想い続け、サイムダンが結婚してからも見守り続けます。
サイムダンの夫 李元秀(イ・ウォンス)は子供だけたくさん作りながらもお金を入れない、浮気は
するは最低な夫だ。『科挙に合格するまで帰って来ない』と旅に出てしまい、結果合格もしないで
涼しい顔で帰っている。
そんな酷い旦那さんを尽くし続けるサイムダンにイライラしながら観ているファンの
方も多いのではないでしょうか？旦那さんの不始末をサイムダンが謝り、窮地に陥りそうな時は
イ・ギョムが陰で助けます。良妻賢母と言われるサイムダンには7人のお子さんが居て、しっかり
育児や家事をこなしながら、絵を売って子供たちを養っているサイムダンですが、最低な旦那さん
でも子供たちの父親なので別れるにも別れられなかったのかもしれませんね。なぜ、サイムダンも
ずっと昔からイ・ギョムの事を慕ってお互い想い合っているのに全く発展することなく手も握る事
もなく、それでも最後はイ・ギョムとハッピーエンド？と思っていましたが…なんか残念ですっき
りしない感じがありますが私だけでしょうか？
夫の浮気が発覚した時もサイムダンは相手の酒場に行きますがなんとそこに夫もいるではないです
か、しかも愛人が妊娠している事も知り、二重のショックですよね。夫も『愛人とは別れる気はな
い！魂の片割れだ！』とか言って本当に腹がたちます。サイムダンはそんな夫を捨てて、イギョム
の元に行けば良いのに～と思った方はたくさんいらしたのではないでしょうかね。
夫からすると『出来すぎる妻は窮屈で息が詰まる』となんて勝手な言い分を言うのだろうと思いま
したよ。今ならそんな夫、熨斗つけてもいらないし、確実に捨てられますよ（怒）
サイムダンは良妻賢母と言われていますがきっと子供の為に我慢したのかもしれません。
子供たちも皆、サイムダンに似て優秀だったみたいです。
それに絵の才能がなんと言っても素晴らしいですね。
今の韓国のお札の50,000ウォンの肖像画にサイムダンが使われています。そして息子で儒学者の
栗谷季珥は5,000ウォンの肖像画になっています。親子で韓国の紙幣の肖像画になるなんて本当に
すごいと思います。
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