ホジュンは実在の名医！ダヒも？最後や死因、息子はどうなった？

こんにちは、まーこです。今回は『ホジュン～伝説の心医』の中のホジュンと奥さんのダヒの事を書いてみようと思います。このホジュンは李氏朝鮮時代の朝鮮第14代宣祖の時代に低い身分から王様の御医にまで上りつめた実在の人物なんですね。

そして1539年に生まれ世界遺産となった有名な医書「東医宝鑑」を作る事に命を懸けて来た人のお話しなんです。ドラマはフィクションの部分が多いと思いますが、フィクションではない部分も多々有ったように思います。

貧しい人から身分の高い人まで平等に病気を治し、感染症が流行っても恐れずに自ら飛び込んで治療に当たっていました。誰からも慕われたお医者さんなんですね。

今回は、ホジュンや妻のダヒの事やホジュンが何が原因で亡くなってしまったのかをいろいろと調べて書きたいと思いました。

ドラマを観ていると師匠との師弟愛やそれに伴い師匠の家族との葛藤や母親や妻を守りながら人々の治療に当たる姿に感動しながら、一気に観てしまいました。とても為にもなるし、医学の歴史がよくわかるドラマでも有りましたよ。

そして、このホジュンのドラマには主要な登場人物が多数登場します。

ホジュンを名医にした師匠のユ・ウィテやホジュンのライバルの師匠ユ・ウィテの息子のユ・ドジやダヒの他、ホジュンを陰ながら支えた医女のイェジン等は残念ながら架空の人物だそうです。

また、このドラマの最大の見ものの師匠の解剖や科挙の首席合格や恭嬪の兄弟の手首切断になりそうなところを治療したり等もフィクションだったのです。

しかし、貧しい身分から、数々の苦難を乗り越えて正一品の身分まで上り詰めて王様の主治医になった事は事実のようですね。

ホジュンは実在の名医？

ホジュンは実在した名医、許浚(ホジュン)は1539年から1615年に実在した李氏朝鮮時代の医師で朝鮮第１４代国王、宣祖(ソンジュ)の主治医を務めた実在の名医です。

そして「東医宝鑑」の著者として知られるがその「東医宝鑑」です。初版本は1613年の光海君の時代に発行され、日本では、　徳川吉宗の命で享保9年に(1724年)に発行されたそうです。

この東医宝鑑の存在だけでもホジュンは実在の人物なのがわかりますよね。

そしてこのドラマ『ホジュン～伝説の心医』は実在の名医の波乱万丈の生涯を描いた作品です。妾の子から、ホジュンは朝鮮第１４代国王の宣祖(ソンジョ）王様の主治医まで上り詰めた実在の人です。

父親は許碖(ホ・ロン)と言う名前で名門氏族の出身で有る事は間違いないようですが母親の記録は無いようで身分の低い妾としてドラマに登場する事が多いようですね。

庶子の身分だったホンジュは、努力して医術を学び内医院に入ってからも様々な人を助けながら功績を重ね念願の御医になる夢を果たします。

ホジュンの功績は朝鮮王朝実録の宣祖実録と光海君日記の中で観る事が出来るそうです。

ホジュンには妻がいましたがドラマの中ではイ・ダヒと言う名前で登場してきますが、実際に残っている家系図を観るとホジュンの妻は安東金氏(アンドンキムシ）と言う名前が載っているそうです。

どうやら女性の場合は名前を家系図に載せることは無いようなので苗字しかわからないそうです。安東が一族の発祥地で金が性なんですね。

ドラマではイ・ダヒの苗字はイ氏になっているので史実の家系図に載っている金氏とは異なりますね。ドラマのようにドラマチックな出会いだったかどうかは　わかりませんが、実際のホジュンの奥さんは名門の両班の娘だった事は間違いないようですね。

1991年9月30日にホジュンのお墓が発見されたそうです。場所は、韓国と北朝鮮の非武装中立地帯だそうです。

ホジュンは1615年の77歳で亡くなった記録は有るのですが死因については、いろいろな方が調べてみましたがわからないそうです。

韓国にはホジュン博物館と言うのが有るので興味のある方は是非、行ってみると良いですね。ホジュンの生い立ちや東洋医学の事がよくわかる展示になっているようですよ。

またドラマがよみがえり、ホジュンワールドに行き、益々、ホジュンのファンが増えるのではないでしょうか？

ドラマを観ても本当に引き込まれるし、こんなお医者さんがいたら、病院嫌いな方はいなくなり、積極的に病院で治療する方が増えて、更に医療に発展にも貢献されますね。

そして話を元に戻すとホジュンの妻の死因やいつ亡くなったかもわからないのですが、1991年に発見されたお墓にはホジュンと妻が並んで埋葬されている事がわかりました。

最後まで一緒にいた事がわかっただけでもうれしい感じがしますね。発見された当初は荒れ果てた状態でしたが今はきれいに整備されて、ホジュンと妻のお墓は仲良く並んで有り、その上段にはホジュンの母親のお墓と考えられるお墓も有ったそうです。

ドラマの中でホジュンとダヒの間にはギョムと言う一人息子がいました。ギョムは文官になり、坡州(パジュ)、現在の京畿道北西部で牧使(モクサ)を務めていたそうです。

その後もホジュンの子孫は官職を歴任していたと言われているのですね。やはり皆さん、真面目なんですね。

ギョムの結婚相手は清州韓氏と記録されています。