こんにちは、まーこです。今回は韓国時代劇ドラマ『トンイ』の24話から登場するシムウンテクの事と、シムウンテクを演じたキムドンユンの事を書こうと思います。『トンイ』は2010年3月22日から2010年10月12日まで韓国MBCテレビで放映されたテレビドラマです。
また日本では衛星劇場を経て2011年4月10から2012年6月17日までNHKBSプレミアムで放送されました。放送されてから、面白さ爆発的な人気を制し、全60話の平均視聴率が24.5%になりました。また最高視聴率は26話の33.1%にまで上り詰め、韓国時代劇ドラマの最高峰となるドラマと言っても過言ではないとまーこは思っています。
『トンイ』は朝鮮第19代粛宗の時代の事ですが、様々な方が登場しトンイを思ったり、陥れたりとハラハラ、ドキドキです。また王様とのロマンスも見逃せませんし、トンイの子供のクムの可愛さもメロメロになります。(クムは後に第21代王英祖になります。)
そして、ドラマに登場する役柄のかたは、結構、実在の方も多く登場します。また実在でなくてもその方をモデルやモチーフにして登場する事も多くあります。今回は『トンイ』で24話から登場するシムウンテクの事を調べて書いてみました。まーこもトンイは何度も繰り返し観ていますが、毎回トンイの虜になってしまう程、のめりこんで観てしまいます。皆さんも観る時には、全ての用事を済ませてから観て下さいね。でないと家の事が何も出来なくなってしまいますよ(#^.^#)
演じたキムドンユンはどんな人?
キムドンユンはドラマ『トンイ』の中では、とてもユニークなまたちょっと間が抜けているようなシムウンテクを演じました。
トンイが窮地になりそうな時にトンイの味方になり、支えながら助けようとしますがすぐに捕り、はらはらしてしまうところがある役柄です。
まあトンイにはチェス兄さんと言う武芸に長けたトンイを本当の妹の様にいつも守り支えてくれる存在がいるので、シムウンテクの出番もカッコよく登場とはいかないですがその人柄と役を超えた温かみがあるのは、シムウンテクを演じたキムドンユンが本来持っている物と言っても良いかと思います。
キムドンユンの母親は幼い時に亡くなっています。そして父親は俳優のチャン・ハンソン、そして兄弟は男3人兄弟の末っ子です。兄はタレントのキム・ヒョクですが、母親がいなかったので父親が男手ひとつで3人の兄弟は育ててくれたのです。
また兄のキムヒョクが弟たちの母親代わりをやっていたそうです。キムドンユンはインタビューでも「人生の目標は父みたいに生きて父親に孝行する事」だそうです。お父さんも息子にこのように言われて頑張って育てた甲斐があったと思いますね。本望だと思います。
また、私、まーこが良いな~と思った記事は『2度の結婚式と1度の葬式』と言う同性愛者を扱った映画に出演された時、「自分たちの映画を通して同性愛者の方たちへの誤解や偏見が無くなれば良い」と言うようなコメントを聞いて、キムドンユンの人柄の良さを感じました。
トンイのシムウンテクは実在した?
ドラマ『トンイ』の中でのシムウンテクは、穏やかながらもトンイをここぞと言う時に助ける重要な役と言っても過言ではないと思います。そしてそのシムウンテクはドラマの中だけではなくて、歴史上、実在された方なのでしょうか?まーこが調べたところ、金春澤(キムチュンテク)として
1670年から1717年に実在された方をモデルとして描いたのがシムウンテクです。
そして、なんと、朝鮮第19代王粛宗の最初の王妃の仁敬王后(インギョンワンフ)の甥っ子だったとの事です。なので、派閥争いで金春澤は何度も投獄や流刑になりましたが、叔母さんが王妃と言う事で死罪は免れてきたようですね。
そして史実の中でも淑嬪崔氏を支えた重要な人物のようです。ドラマには描かれていませんが、
実際の金春澤は1706年に張禧嬪の息子の世子を殺害しようとした嫌疑により、済州島に島流しになったこともあるそうです。世子殺害の嫌疑をかけられたら100%死罪になる時代の様でしたが、
やはり当時の王妃の身内となると王様もそこまでは出来なかったのかもしれませんね。しかし、ドラマにも出るくらい、やはり活躍した人物の様に思いましたよ。だた、私生活はドラマと違いかなり破天荒なところが有ったようです。
張禧嬪(チャンヒビン)の兄の張希載(チャンヒジェ)と対立しながらも1695年の25歳の時に張希載(チャンヒジェ)の妻を誘惑し不倫をし、敵対している南人派の情報を聞き出して、金春澤は西人派と共に廃位されていた仁顕王后の復位に成功し、また南人派の追放に成功したりと型破りなやり方で生きて来た方の様ですね。
またドラマ『トンイ』の中でも謝氏南征記(サシナムジョンギ)の書物が出回り、字の読める民衆や宮中での宮女の間でも広まり、張禧嬪(チャンヒビン)がそれを阻止しようと国中の書をかき集めるシーンが有りましたが、あの書物、謝氏南征記も金春澤が老論派と共に謝氏南征記(サシナムジョギ)を漢文にして広めました。
謝氏南征記(サシナムジョギ)も金春澤の祖父の金萬重(キムマンチュン)が書いたものだそうです。どうやら、謝氏南征記は中国での貴族たちの妻や妾の事を書いているのだが、朝鮮で読まれると民衆や王宮の人々は王様の粛宗の周りにいる王妃や側室の事の様に読まれてしまい、張禧嬪(チャンヒビン)の気に障り、没収したようですね。
また、金春澤は名門の出身では有ったものの科挙にも合格していなくて官職に就く事もなく、風来坊のような暮らしをしていたようです。
シムウンテクはトンイの味方になる!
ドラマ『トンイ』の中でのシムウンテクは流刑から戻り、大きな屋敷に居候として住もうと思ったところ屋敷の主人に豆を売ってお金にして来たら住まわせてやると言われましたが、市場に言っても民衆に笑われるばかりで全く豆は売れずじまい。
仕方がないので学問の本を占いだと言って字の読めない民に詐欺まがいの事をして売りつけようとするシムウンテクをトンイが咎め、お金を返すように言います。結局、ウンテクは寒い納屋でしか泊めてもらう事が出来ずにいました。なんとその屋敷は以前トンイが刺客に追われ大けがをし、屋敷の主人に助けてもらってから、屋敷の主人の手助けをする為にトンイも住んでいたのです。
最初の出会いがあまりよくなかったのですが、ドラマが進むにつれてシムウンテクはトンイを助けていく立場になっていきます。
トンイ、シムウンテク役はキムドンユンwikiプロフィール
トンイのシムウンテクを演じたキムドンユンのはどんな人でしょうか?
プロフィール
・誕生日: 1980年 08月30日
・血液型: A型
・身長: 182㎝
・体重: 75kg
・特技: サッカー、ボクシング、柔道
・趣味: 音楽、釣り、映画鑑賞
・デビュー:2003年KBSドラマ「サンドゥ、学校へ行こう1」
家族構成: 父親は俳優のチャン・ハンソン 兄はタレントのキム・ヒョク
何と、お父様も俳優さんでお兄様もタレントの芸能一家ですが、トンイで見せたシムウンテクのあの笑顔、素敵でしたね!!(#^.^#)
2024年1月現在、43歳のキムドンユンですが、今後の活躍も楽しみですね。
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