愛を歌う花は実話?あらすじとネタバレ結末と感想!嫉妬心で壊れていくソユル

こんにちは、まーこです。今回は2016年4月13日に韓国で公開された『愛を歌う花』と言うハン・ヒョジュ主演の映画の事を書こうと思います。

いつも悲劇の主人公でも明るく観る者を爽やかにしてくれるハン・ヒョジュですが、今回も妓生のソユル4と言う役どころではあるものの、最初は聡明で優しく、幼い頃から一緒にいた、親友ヨニと芸の道を極めながらずっと妓生でいようと約束し、恋人役のユヌとも素敵な関係を築いていたのが、ある日を境に嫉妬心が芽生えてしまい、3人の歯車が狂い出します。

この作品の中で、ずば抜けた歌唱力で歌う歌姫ソユルをハン・ヒョジュが演じていますが、何と!!

劇中に歌っているのもハン・ヒョジュ自身が歌っていると聞いて、あまりの美声に驚いています。

また大衆歌謡を歌う心に響く天性の歌声を持つヨニを演じるのはチョン・ウヒですがやはり、自身で歌っている上に映画本編に出て来るヨニが歌う『朝鮮の心』と言う曲の歌詞も手掛けたそうです。

ハン・ヒョジュもチョン・ウヒも歌唱トレーニングを何カ月も前から行っていたとの事ですが、あまりの上手さに持って生まれた才能のような気もしますね(^_-)-☆





愛を歌う花は実話なのか?

『愛を歌う花』実話かどうかを調べてもそれについて、答えになるような事が書いて有るものは

無かったですが、私が思うには1943年とは、第二次世界大戦中の韓国の妓生は日本の統治下にあり、歌や舞踊や楽器、書道などの芸事は券番と言う、今でいう養成学校のような場所で学んでいたのですね。

時代背景では、やはり、クールに割り切る現代の女性や職場で働く女性にとっては好きな男性が他の女性に目移りしたり、自分よりも後に入った後輩が自分よりも実力を認められでもしたら、かなり、嫉妬の対象になるのではないでしょうか?まして、その時代の妓生は生家が貧しく、身請けのような形として妓生の世界に入り、悲しい人生を強いられて来た方が多いとおもいます。

そうなると、登場人物は実在の方ではないですが、時代の背景では映画の『愛を歌う花』の様に仲の良い親友が自分の好きな人と良い仲になり、嫉妬心でおかしくなったり、仕事や花柳界や社交界のような場所でお客さんを取られたり、また自分の後輩や友人が昇格し、惨めな思いをする事がたくさん有ったのではないかと思います。

そう考えるとこの『愛を歌う花』も内容は実話でないにしても実際にその時代にはこの映画の主人公のように嫉妬に苦しんで、人格も変わってしまった方もいるのでは無いかと思いましたね。^_^登場人物や内容は実話ではないようです。



愛を歌う花のネタバレあらすじ

1943年に朝鮮がまだ日本の統治下にあった時の出来事、幼い頃から、妓生養成学校に通うソユル (ハン・ヒョジュ)とヨニ(チョン・ウヒ)は誰もが羨むような無二の親友でした。二人とも秀でるような歌姫と呼ばれるほどに歌の才能が有りました。ソユルは輝くような美貌を備えまた正歌を歌わせると誰もが叶わない程の美声を持ちあわせていました。そして、ソユルの恋人で一流作曲家のユヌ (ユ・ヨンソク)が民衆の為に作曲した『朝鮮の心』をソユルは自分が歌うとユヌと約束しお互い結婚の約束までした仲だったのです。

またソユルの親友のヨニは天性の歌声を持つ歌唱力と才能がありました。

ある日、ユヌがソユルにソユルとヨニが好きな流行歌手イ・ナニョンを紹介しました。友達想いのソユルはヨニが喜ぶと思いヨニを呼んでヨニをユヌと流行歌手の元に置いて、自分は仕事に行くのでした。その時にユヌと流行歌手イ・ナニョンはヨニの天性の歌声を聴いて、ユヌはヨニの歌声に魅了されて行くのでした。

そしてソユルが自分にユヌは歌わせてくれると思っていた『朝鮮の心』もヨニに歌わせることにしたのです。そして、次第にユヌとヨニは惹かれ合い恋人同士になります。

ユヌが作曲した曲で歌手になる事を夢見ていたソユルでしたが、ユヌとヨニの二人に裏切られたような気持になってしまったのですね。

誰にでも思いやり深く優しくて友達想いだったソユルは嫉妬に狂い始めてしまいます。そして今までユヌの為に拒み続けていた総督府の事務局長の平田の愛人になり、ユヌとヨニの作ったレコードの発売を妨害します。そして・・・



愛を歌う花のソユルはどこから嫉妬心が芽生えたの

友達想いで明るく優しかったソユルは、恋人のユヌと親友のヨニの事を信じようとしていました。

自分に歌わせてくれると思っていた『朝鮮の心』をヨニに歌わせる事になった事を知った時も顔は曇りましたが、それでも応援しようとする気持ちは有ったのだと思います。

ただ恋人のユヌが自分を観ずにヨニを観ていてもそれでも信じようとしていたのだと思います。

レコードのレコーディングコンサートを開いた時にもヨニからの招待で行きました。しかし、ユヌからは誘われなかったので、それに対しては女心でユヌに拗ねたりして、まだまだ可愛いソユルだったと思います。

コンサートの時に他の人が花束を渡しているのを観て、自分も花束を持ってくれば良かったと思うソユルだったので、人力車で帰る時にふと、花屋を見つけて止まり、花束を持って引き返します。

その時にふたりが1階にいなかったので2階にゆっくり上がって行くと信じていたユヌとヨニがふたりで唇を重ねキスをして抱き合っているではないですか!!!それを何とも悲しげに観てその足で、  自分を求めていた、総督府の事務局長の平田の元に行き身体を差し出し、愛人になります。

『私を歌手にして下さい』と言います。そこから、ソユルが嫉妬の炎に燃え復讐劇が始まったように思います。



 

愛を歌う花の結末は?ソユルはどうなる?

ソユルはヨニにがいかがわしい働き口を探します。そこでヨニの身体を奪おうとした男性の首にかんざしの様なもので刺し殺してしまいました。

ヨニはなんとかユヌに逢うまで捕まえられないようにと妓生養成所に逃げ込みます。

警察がヨニを捕まえようとするとソユルは『私は事務局長の愛人です。この人に手出しは許しません』と言うのです。それを聞いてヨニははっとします。

『全てはあなたの仕業なのね。』とソユルを冷たい眼差しで睨みつけます。『私から全てを奪ったのはあなたなのよ!』とソユルもヨニに言います。ソユルは銃を持っている警察からヨニを守ろうとしますが、ソユルの制止を振り切って逃げようとしたときにヨニは射殺されてしまいます。

ソユルはユニに『私の為に曲を書いて下さい。曲を書いてくれると前に約束しましたね、』と言います。ユヌはその後、ヨニの幻覚を観て自ら電車に飛び込み亡くなってしまいます。

そして、時代は流れ、1991年、『朝鮮の心』のレコードがやっと復元できたと話題になりました。この曲を歌っているヨニの情報を募集すると一人の老婆が私がヨニですと名乗り出ました。

そうです。その人こそソユルだったのですね。そしてソユルはテレビ局で『朝鮮の心』を歌います。

そして帰ろうとするソユルをテレビ局の人が声を掛けます。そして、『この曲は誰が歌たのかもわからないのですが朝鮮の心と同じ時代のように思います。僕はこの曲を聴いたら、なぜか哀愁がただよい涙が出る良い曲ですよ。僕は好きだな~』とユヌが書いた最後の手紙に書かれた曲『愛と嘘』

レコードからソユルが歌う愛と嘘の曲が流れると且つての妓生養成所で育ったソユルとヨニの姿が見えます。





 

愛を歌う花のキャストは?

・ソユル役          ハン・ヒョジュ

・ヨニ役           チャン・ウヒ

・ユヌ役           ユ・ヨンソク

・平田清           パク・ソンウン

・サンウォル         チャン・ヨンナム

 

ハン・ヒョジュさんの記事はこちらからどうぞ

ユ・ヨンソクさんの記事はこちらからどうぞ



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