イサンは実話?イサンとテスは実在の人物で波乱万丈の王様だった!

時代劇

こんにちは、まーこです。今回はイサンについて書いてみたいと思います。

イサンは2007年9月~2008年6月まで放映されました。李氏朝鮮22代国王の正祖の実在の人物のドラマです。歴史上、聖君として言われている正祖は朝鮮王朝の中で最も波乱万丈の生涯を送ったと言われています。

イサンの父親の荘献世子(思悼)はイサンが11歳の時に陰謀により謀判の罪を着せられて、

父親である第21代王英祖により、あの米櫃事件で亡くなってしまいます。

イサンも度々、命の危険にさらされて来たようですが父の残した「聖君になれ」と言う言葉を生涯忘れず、王位を継承してからも民の為に働き聖君と呼ばれる様になります。

また父を陥れた黒幕の一派はサンが王になってからもサンの命を狙おうとしたり、陰謀を企み廃位に追い込もうとするが幼い頃から友情を育んできたソンヨンやテスや側近のホン・グギョン等に支えられながら王様としての使命を果たします。





イ・サンは実話?実在した波乱万丈の王様 見どころは?

英祖が朝鮮王朝第22代王の時代に世子だったイ・サンの父は権力争いに巻き込まれた末に

朝廷の党派の中の何者かの陰謀により謀反の濡れ衣を着せられてしまう。父である英祖は

自分の息子を信じたい気持ちも有ったが、世子を陥れようとした者の巧みな企みでとうとう世子を

米櫃に閉じ込めてしまい水も食事も与えられる事も無かった。幼いサンは

父親が心配で食事を届けようと決意する。夜の闇の中、サンは女官見習いのソン・ソンヨンと内侍

見習いのパク・テスに出逢う。ここまでは、イ・サンの1話のストーリーで生涯の友と生涯愛し

続けていたソヨンとの出逢いです。

政治派閥から来る陰謀やソンヨンとの身分違いの恋やそのソンヨンを慕いながらも見守り続ける

テスの存在、王妃でありながらイ・サンの気持ちを尊重しソンヨンを側室として側に置くように

思ったり、それぞれの愛情の深さにとても温かい気持ちにさせられるドラマだと思いました。

時代劇の中でもドラマチックなストーリーの中、史実に近い、イ・サンの苦労や功績なども描かれ

ていてとても面白いドラマです。見どころはたくさん有りますがイ・サンと祖父である英祖との

関係性もとても良いです。きっと英祖は老論派の陰謀でイ・サンの父親の思悼世子を死に至らしめた事を後悔し、

イ・サンの事をとても案じていたと思います。イ・サンが窮地に追い込まれそうになると優しさと

厳しさで見守っていく英祖。そんな英祖の気持ちがわかり、英祖が1776年の崩御され、イ・サンが

国王に即位してからも国の為、民の為にも聖君になるよう努力を続けてきました。

イ・サンは正祖大王の称号を受け1800年の6月、49歳で病に倒れ生涯を閉じたそうです。

今でもイ・サンは国民に親しまれている王様なのですね。



 

イサン実話?ドラマのキャスト

イ・サン   役    イ・ソジン       正祖 朝鮮王朝第22代王

ソン・ソンヨン役    ハン・ジミン      図画署の茶母 イサンの幼馴染

第21代王英祖 役    イ・スンジェ      正祖の祖父 朝鮮王朝第21代王

パク・テス  役    イ・ジョンス      正祖の護衛艦 イサンとソンヨンの幼馴染

チョン・フギョム役   チョ・ヨヌ       承政院同副承旨 ファワンの養子

恵慶宮 ホン氏 役   キョン・ミリ      正祖の母 恩悼世子の正室

ファワン 役      ソン・ヒョナ      正祖の叔母 英祖の側室の娘



 

イサン実話? ネタバレ感想

イサンが11歳の時に王位継承者で有った父親の恩悼世子を何者かの陰謀により、謀反の濡れ衣を

着せられイサンの祖父である英祖により死に至らしめられましたが、父親を亡くしてからも

祖父英祖との関係を良好にしていかなければならないと幼いイサンなりに考えたのでは無いかと思

いますね。なんと言っても朝鮮王朝第21代王英祖を怒らせたら、父親の敵を討つことも出来なく

なってしまいます。

現代なら、自分の父親を殺したも同然の祖父を許す人はいないですよね。しかしまた英祖も

イサンの父を信じ切れず、派閥争いの末に陰謀の手に乗ってしまい、大切な息子を死なせてしまっ

た後悔や罪悪感もあり、イサンを悪の手から守りながら見守っていく姿は世の中のおじいちゃんが

孫を守る姿と変わらない姿だと思います。そこはほっこり観れましたよ。なんと言っても英祖は

あのトンイの息子のクムなんですものね。トンイを観た方なら、トンイがクムをどれだけ愛し、

母親として優しさと厳しさを教えたかわかると思いますが、英祖も派閥争いの陰謀を見抜けなかっ

たのですね(涙)

話しをイ・サンに戻しますが人生は波乱万丈だったイ・サンですが周りの人に恵まれています。

隙あらばイ・サンを王座から降ろそうとする者や命さえ奪おうとする者もいる中、懸命に守ろうと

する者達もたくさんいましたね。

生涯愛した幼馴染のソンヨンや護衛官のテス、またイサンが生涯愛している女性がいると知り

ながらイ・サンを懸命に支え、イ・サンの為にソンヨンを側室にどうかとイ・サンに薦めた王妃

も自分に置き換えたら嫉妬で狂いそうな場面もありましたが、ドキドキハラハラしながらもほっこ

りと心が温かくなるシーンもあり、見応えたっぷりです。

また後半ではハンカチ無しでは観れない場面も有ったり、休みの日は寝る時間以外は配信

サービスのFОDをつけっぱなしで一気観をしてしまいましたよ。是非、是非お薦めのイ・サンで

すよ。私の感想は韓流の時代劇は本当に面白いです。朝鮮時代はもちろんの事、三国時代の百済や

新羅の話など、面白いだけではなく、時代背景もよくわかり、歴史の勉強になりますよ。(^_-)-☆

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