こんにちは、まーこです。今日はパク・ソジュン主演の『梨泰院(イテウォン)クラス』について書きたいと思います。まーこはセロイの言葉や信念に感動したのです。
そこで、梨泰院クラスのセロイの名言や信念について、感想を交えて書いていきます。梨泰院クラスは2020年1月31日から3月21日まで韓国のケーブルテレビ局JTBCにて放送されたテレビドラマです。
日本でも竹内涼真主演のリメイク版で『六本木クラス』と言うドラマを2022年7月7日から放映しましたね。韓国の梨泰院は日本で言う六本木のような繁華街だそうです。
最終回の視聴率は史上3位の16.5%を獲得し、日本では2020年3月28日にNetflixで配信開始後に爆発的な人気となったそうです。このドラマは父子家庭の親子が信念や正義を貫き懸命に生きて行こうとしながらも父親を死に追いやった者たちへの復讐劇と言っても過言ではないドラマです。
復讐と言って様々な復讐のやり方が有りますが、主人公が小さな居酒屋を開業し、父親の仇とも言える業界一の金と権力を理不尽に振りかざす大手飲食企業に潰されても追い込まれても立ち上がり、どんな手段にも屈せずに周りの者に助けられながら、上り詰めていくサクセスストーリィーです。
観たら最後まで止められなくなりますよ(^_-)-☆
梨泰院(イテウォン)クラスは名言が素晴らしい
梨泰院(イテウォン)クラスはドラマとしても最高に面白く、観始めた時から、奈にも手に着かなくなり、寝不足になっていまいましたよ。(^^;
特に私が感じた事は、主人公のセロイやセロイの周りの人達の言葉に胸を打ち、本当に素晴らしいんです。
言葉って言霊とも言いますよね。ドラマの中で様々な感情の時に発する言葉が観ている自分に言われているようで、勇気をもらったり、納得したり、時にはホロッとしてしまい、心が温かくなりました。
このドラマは父親を死に至らしめ主人公のセロイの夢も人生も奪った長家(チャンガ)グループ創設者とその息子に復讐の為に長家を潰すことに信念を燃やし、仲間たちと自分の居酒屋タンバムを大きくしていくドラマなのですが、ヒューマンドラマのような素晴らしい言葉に観ている私も心が洗われるような気持になりましたよ。
梨泰院(イテウォン)クラスセロイの名言とは?
1話でパク・セロイが父親の会社の会長チャン・デヒの息子チャン・グンウォン殴り、校長室でデヒから『息子の前で土下座して謝罪しなさい。
それで済ませよう。これは私に出来る最大の配慮だ!』と言われセロイが反論した時の言葉です。
過ちを犯したら、罰を受けるべきでしょう。父にそう教わりました。
それから人は信念を持って生きろとも言われました。クラスメイトがいじめられ先生は黙認しました。見ていられず止めました。でも止めないので僕が殴りました。
先生の前では我慢すべきでしたね。僕が悪いので罰を受けます。でもグンウォンには謝りません。申し訳ないとは思わないので!それが僕の信念で父からの教えです。
結局、セロイは退学になり長家(チャンガ)グループに長年勤めていた父親も退職になりましたが父親のパク・ソンヨルはセロイを正直で真っすぐな大人になるように育てた事がわかりますね。
次は刑務所でスアが面会に来た時の事、セロイがグンウォンを殴りスアが警察に通報した為にセロイが捕まり前科者になってしまった事とそのお礼でセロイの仇の長家(チャンガ)が奨学金をだしてくれてスアが大学に行ける事を言ってスアが謝まった時にセロイは優しく言います。
いいんだよ!暴力を振るったのは事実だし、通報してくれてよかった。感謝している。そうでなければ未遂でなく、殺人罪でここにいたはずだ。
自分の決定に忠実になれ!
セロイが居酒屋タンバムを開店し未成年にお酒を提供してしまい、2か月間の営業停止処分を受けてしまいました。警察にいくと長家のグンウォンが現れます。未成年の弟を迎えに来たのです。
そして、セロイに『助けようか?』と言います。そして警察官も『常務のご友人なら便宜を図れます。ご心配なく。』とグンウォンに気を遣うようにいいます。その時、セロイは・・・
僕の夢は警官でした。でも一瞬 怒りが爆発し前科者になりました。前科者は警官になれません。だから諦めました。
警官は法を守る仕事だから、誰よりも潔白であるべきだから、それこそ僕が夢みた警官だから、でも今あなたは何を?
こいつは大統領か?
なぜこいつの一言で公権力が動く!!友達じゃないです。公的処置を!
と言って2か月間の営業停止処分の罰を受けます。刑務所での回想シーンでチェ・スングォンが本を読んでいるセロイに何をしているのか聞き
『俺たち貧乏人が勉強しても無意味ですよ』と言われた時に
貧しさや学のなさや前科もちを言い訳に?最初から諦めてどうするんだ。やってみないと。もう人生に価値はないのか?自分の価値を自分で下げて安売りするバカめ!!
そしてチェ・スングォンにセロイは殴られてしまいますが私には心に響いた一言でした。
2ヶ月の営業停止を食らい、警察を出て行こうとするセロイをイソが追いかけて来て、グンウォンの助ける申し出を断ったセロイにイソがいいました。
『商売人は妥協しないと!1回だけ我慢すれば・・・』と言うイソにセロイは声を荒上げて言いました。
一回だけ?今1回、最後に1回、もう1回、一瞬は楽になる。だけど繰り返すうちに人は、変わる。
イソは『うざい、営業停止になればすべて終わりよ』と言いますがセロイの信念は変わらないところが魅力です。
そして16話の回想シーンでもイソがセロイに『人間の人生なんて100年も生きられずにどうせ死んでしまうのに いっそ生まれて来なければ良かった。面倒くさい!』と言った時。
セロイはイソに『そんなに面倒なら 死ね!』といいます。イソは驚き、『えっ!』とその時のセロイの言葉が心に響きます。
神様のつもりか?人生はわからないだろう。俺は仕事の後、毎日この道を走る。明日 起きたらまた店を開けて今日と同じことをするだろう。
同じ毎日のようでも明日の事など、誰にもわからない。俺とケンカしたスングウォンは今 店のスタッフだし、俺を営業停止にしたお前はマネージャーだ!同じ毎日は1日もなかった。
辛い日も悲しい日もたくさん あったけど生きていれば時々、面白いことも起こる。特にお前が来てから毎日がワクワクしている。
退屈な毎日でも いつかは、ときめくようなことがおこるかもしれないぞ!
この言葉を聞いてから、私も何か有ると気持ちの中ですぐに不平不満を言っていた時もありましたが、考え方を変えました。
すると毎日、同じ景色の中でも違う何かが見えるような気持で自分と向き合える様になった言葉です。
梨泰院(イテウォン)クラス名言から信念が伝わる
このドラマは復讐劇なんですが、セロイの発する言葉に何度も感動しましたがセロイだけではなく、登場人物の一人一人が意味の有る心に響く信念が伝わる名言を発しています。
それがこのドラマの魅力として観ている人の心に響いているのだと思います。
ただこのドラマの中では悪役の長家(チャンガグループ)の会長チャン・デヒもセロイを陥れようとあくどい事を話す事が多いですが、グンウォンのせいで長家(チャンガ)の株価が暴落し、会長のチャン・デヒが株主総会で解任される事になると思ったスアがグンウォンを切り捨てるようにチャン・デヒに言いますが、チャン・デヒ息子の事には親の顔になるのですね。
長家を作った理由を話していなかったね。俺は激動の時代4人兄弟の長男に生まれた。末っ子は飢え死にし、道端の腐った物を食べて弟たちも死んだ。
家族を飢えさせず十分食べさせたくて長家をつくった。なのに自分の手で息子を切れというのか、到底むりだ!町の商店は地域の特性を知るべきだし大企業はトレンドを読む必要がる。
そして業界トップの長家は国民性を知らなければならない。熱しやすく冷めやすい。殴られてもすぐ忘れる。12%の株価暴落?8年前はどこまで落ちた?
37%も落ちたんだ!株価は半値になったが半年で盛り返した。なぜか?外食産業の本質さ!長家はおいしいからだ!
と信念を持って言っていた言葉に心が熱くなり、やはり親なんだと思ったチャン・デヒでしたが、やはり悪役でしたね。
土壇場で息子のグンウォンを裏切り、グンウォンは刑務所に行き懲役7年の刑を受けました。そして、チャン・デヒは会長の解任案は否決され今まで通り、会長として権力を握っています。
悪役としての信念ですね。(;’∀’)
『梨泰院(イテウォン)クラス』のあらすじ 感想
正義感に強い高校生、パク・セロイは転校したばかりの高校で酷いいじめに合っている同級生を助けるために父親のパク・ソンヨルが勤める会社の会長の息子を殴ってしまい退学になってしまいます。
また父親も会長から息子が土下座して謝ったら許すと言われますが、息子が虐められてる同級生を助けるために殴ったと言う信念に基づいた行動を誉め、息子を信じて自らその会社を辞めてしまいます。
セロイの将来の夢は警察官になる事。それまでは小さな店を持ち働くから大丈夫だと父親はセロイと約束しますが、会長の息子のチャン・グンウォンの運転する車のせいで帰らぬ人になってしまいます。
会長やチャン・グンウォンは罪を償うどころか、犯人を他に仕立てて、事故を隠ぺいしてしまいます。怒ったセロイはグンウォンを殴りつけ殺人未遂で捕まり前科者になってしまいます。
出所後、7年経ち、セロイは必死にお金を貯めて梨泰院に小さな居酒屋タンバムをオープンさせます。
最初の従業員は、刑務所で一緒だった元ヤクザのチェ・スングォンやトランスジェンダーのマ・ヒョニと始めます。しかし、まったくお客さんは来ないし閑古鳥状態!しまいにはまだ10代のチョ・イソやチャン・グンスにお酒を提供した所を通報されて、絶体絶命、2か月間の休業を要請されてしまう事になってしまいます。
そして2年後、20代を過たチョ・イソやチャン・グンスと再会しひょんな事からこの2人もタンバムの従業員として雇う事になりました。
イソはフォロワー70万人を超える人気インフルエンサーとして活躍する程の知識と才能のある女の子だったのです。
母親と二人暮らしで母からの期待も大きく有名大学を受かったにも関わらず、それを蹴ってセロイのお店に就職したのですから、母親の怒りは相当だったと思います。イソは家を追い出されましたがイソも一途な性格だったようです。イソのプロデュースのおかげか店も順調に軌道に乗って来たと思いましたが、憎っくき長家の会長がことごとくセロイを潰しにかかります。
セロイも長家(チャンガ)グループを倒すことを目標にします。長家(チャンガ)グループにはセロイの父親が生前養護施設に慰問に行き、特に目を掛けて娘のように思っていたオ・スアが企画室長としています。セロイはスアの事をずっと思い続けていますが、スアも長家グループとセロイの間に挟まれて辛い立場に立たされる事も有ったが、陰ながらセロイを心配しています。
そして長家(チャンガグループ)の会長チャン・デヒの嫌がらせはエスカレートしていきます。しかし、セロイたちは、必死に戦いながら成長して行くのですね。
セロイはドラマの中でも常に一緒に闘う仲間がいるから、何があってもやっていける。と言っていました。刑務所で喧嘩をしながら過ごしたスングウォンや工場で働いた時に知り合ったトランスジェンダーのマ・ヒョニ、未成年なのにセロイのお店でお酒を飲み営業停止に追い込んだチョ・イソとチャン・グンス、父親を韓国に探しに来たギニア出身のキム・トニー等、個性豊かで熱いものを持った若者たちがセロイの側にいて一緒に闘っていく姿は、観ている私たちにも熱い何かか心に宿る想いがしました。
セロイも長家のチャン・デヒから何度も潰されそうになりながらも決してあきらめず信念を持ちそれに向かって真っすぐ突き進む事で自分の思い描いたように近づき成し遂げていく姿に感動と勇気もらいましたが、セロイの信念や持っている感性は父親のパク・ソンヨルの背中を観て生きて来たからなんですね。
ソンヨルは養護施設で育ったオ・スアを幼いころから支援をしてきました。スアの事を想い続けてきたセロイでしたが長家の企画室長として長年セロイの仇の会社で働くスアとセロイのロマンスもどうなるのかと思っていましたがドラマの中でのセロイは商売人としても成長していきますが、人としても成長していくのですね。
居酒屋タンバムからIC(梨泰院クラス)設立しその後も嫌がらせや陥れられようとされたりといろいろな困難苦難に立ち向かいそして成功していく姿はドラマの主人公に尊敬の思いを抱いてしまう程でしたよ。私は梨泰院クラスのドラマを観終わった時には梨泰院クラスロスに陥ってしまいました。
是非、皆さんも梨泰院クラスを観て下さいね。本当に面白く感動し勇気をもらえるドラマですよ(^_-)-☆
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