こんにちは、まーこです。今回は韓国映画『神と共に第二章 因と縁』について書かせて頂きます。
この『神と共に第一章 因と縁』の続編として2020年に公開されたアクションとファンタジーや地獄の おどろおどろしさやスピリチュアルな部分を兼ね備えた素晴らしい映画だとまーこは思いましたよ。
今回の神と共に第二章は1000年で48人の転生を助けて来た、3人の使者カンニム(リーダー)、へウォンメク、ドクチュンが第一章の主人公ジャホンの弟を7つの裁判で勝利させて転生に導くお話です。
ただ難しいのはジャホンの弟キム・スホンは怨霊と化してしまい、裁判で勝つのは難しい状態だったのです。そんな中、どのようにしてスホンを【貴人】として裁判に勝利させる事が出来るのか?
裁判の度にスホンや使者たちに危うい出来事が次から次へと起こるのです。
前回の『神と共に因と縁』では主人公のジャホンが消防士として殉職してしまった時には、まだ弟のスホンは兵役中でしたが元気に母親を気遣いながら生きていました。
ただジャホンが裁判を受けている途中から怨霊が邪魔をしに来るのですね。その怨霊が実はスホンだったのですね。ジャホンは何とか弟を助けて欲しいと使者たちに頼んで、新たな命へ転生したのです。
そして、3人の使者たちは頭を抱えてどうしたら、そのスホンを裁判に勝たすことが出来るのか?一度、怨霊となった者を救う道は無いのかと、諦めそうになった時に閻魔大王が難しいミッションを与えます。
3人の使者たちはスホンの魂を何とか助けて転生に導こうと必死になります。
そのミッションを叶えるためには、更に強い霊と戦わなければならないのです。3人の使者たちは、どのようにしてスホンの裁判に勝利するのかをハラハラドキドキ、そして時には涙しながら観ていました。第二章も素晴らしい映画でしたね。
神と共に第二章 因と縁の相関図
・地獄編
カンニム 使者のリーダー ハ・ジョンウ
へウォンメク 使者 チュ・ジフン
ドクチュン 使者 キム・ヒャンギ
① 殺人地獄 変成大王 チョン・ヘギョン
② 怠情地獄
③ 嘘地獄
④ 不義地獄 五官大王 イ・ギョンヨン
⑤ 裏切り地獄 天地鏡
⑥ 暴力地獄 秦広大王 チャン・グァン
⑦ 天倫地獄 閻魔大王 イ・ジョンジェ
判官 チュ・ハンチョル、イム・ウォニ
キム・スホン キム・ドンウク
ソンジュ神 マ・ドンソク
・家族・職場・現世編
スホンの母 イェ・ㇲジョン
住民センター職員 ソン・ドンイル(高麗王と二役)
キム・ドンヨン
チョンサム
孫
神と共に第二章 因と縁のネタバレ必須感想!
神と共に第二章では怨霊になってしまったジャホンの弟の話だけでは無く、3人の使者たちの過去世も明らかになっていくのですね。その事実には驚きでした。
そして、自分が生きていた時は元気だった弟のスホンが悪霊になっていたとは・・(涙)
兄のジャホンもまさか弟のスホンが怨霊になるなんて思っていなかったと思います。だから、兄としては信じがたく、何とか弟を助けて欲しいと思うのですが、その兄弟愛はすごいなぁ、こんなお兄さんが居てくれたら、いろいろな事があっても弟のスホンは怨霊になってはだめでしょう?という気持ちになりましたよ。でもやはりスホンも貴人?怨霊になったけど7つの裁判を受ける事が出来て、その裁判に勝利するとまた人間に輪廻転生出来ると言うお話でした。やはり地獄でも救われる道はあるんだと思いましたよ!
悪霊のスホンがそうそう裁判に勝てるとは思いませんでしたが閻魔大王がスホンの弁護士として働く3人の使者にミッションを出す当たりは、上手な展開だと思いましたよ。
しかも第一章でもあまり重要ではない通行人として登場していた老人のチョンサムが第二章ではとても重要な役になりますね。チョンサムはもう冥界に還る期限がとっくに過ぎているそうです。その老人チョンサムを冥界に連れて還る事がミッションだったのですね。3人の使者も私まーこも「なんだ!そんな事か?」と思ったと思います。(;’∀’)
しかし、チョンサムにはまだ冥界に還さないようにぴったりと離れずに着いている守護神ソンジュ神がいます。そしてチョンサムの孫を大切にしているのですが、その理由と守り続ける場面をみたら、ソンジュ神の事を応援したくなりましたね。
両親の居ない孫を祖父のチョンサムがこの世から居なくなっても寂しい思いや困らないように優しく必死に守っていたのですね。このソンジュ神が出て来る場面にまーこは温かい気持ちになりましたよ。3人の使者たちはの中でカンニムは自分の過去世を知っています。あえて、カンニムの戒めとして過去世を記憶に残し、その罪を背負わせたのですね。そして、へウォンメクとドクチュンには過去世の出来事、全てを記憶から消されてしまったのです。知りたくても今まで知る事は出来なかったのです。
しかし、この守護神ソンジュ神が自分が過去世で亡くなり冥界に還るときに迎えにきた使者だった事は覚えているので、老人チョンサムを冥界に連れ帰るのを40日後の孫の小学校入学後に延ばす代わりに自分たちの過去世に何が有ったのか?どのような死に方をしたのかを教えてくれるようソンジュ神と約束をするんですね。
このソンジュ神から過去世を観せてもらいどのようにへウォンメクとドクチュンは思い変わって行くのかは、この神と共にシリーズを観てのお楽しみですよ。
神と共に第二章 因と縁のあらすじも
スホンは兄を亡くし、母親と二人になってしまいました。自分が母親を守ろうと思いながら生きていたのですね。そんな時にまさかの自分を慕っていた弟分のような仲間に誤射撃で撃たれてしまいます。
すぐに助ければ生きられたかもしれないところを弟分のような仲間と自分の親友が証拠隠滅の為に生き埋めにして殺されてしまいました。無念だったスホンは怨霊として冥界で悪さをしてしまいます。
実は3人の使者カンニム、へウォンメク、ドクチュンたちは今まで1000年の間に48年の霊を7つの地獄の裁判に勝利させてきました。後、ひとり裁判に勝たせて勝利させ転生させる事ができたら、冥界の方により、3人の使者たちも下界に転生する事が出来るのでした。その最後のひとりとして、裁判の弁護を担う事になったのが、前作で登場したジャホンの弟のスホンだったのです。
しかし、怨霊と化したスホンをどのようにして7つの裁判に勝利させることが出来るのか、頭を悩ませます。
地獄の閻魔大王は3人の使者にある条件を出します。その閻魔大王が出した条件とは、もうとっくに死期が過ぎていて、冥界に来なくてはいけないはずの老人ホ・チョンサムを連れて来る事だったのです。使者たちには簡単そうに思いましたが老人ホ・チョンサムと孫には守護人ソンジュ神がずっと寄り添いそばにいて、悪人たちから守って来たのです。
3人の使者たちは閻魔大王から、スホンの裁きの期間の49日になる前にホ・チョンサムを連れて来るように命じられたのです。カンニムは冥界に残り、スホンの裁判を助けます。そしてへウォンメクとドクチュンはチョンサムの家に行き、何とか守護人ソンジュ神の目を盗んでチョンサムを冥界に連れて来ようとするのです。
実はチョンサムには小学校入学を目前に控えた孫が居ました。親の居ないチョンサムの孫が小学校に入学するまでは孫の為にソンジュ神はチョンサムを生かしてあげたいと思っていました。その気持ちを聞いて、へウォンメクとドクチュンはカンニムに報告します。
チョンサムを冥界に連れて行かなければならない期限は後48日あります。孫の入学式は後、40日後です。残りの8日で冥界にチョンサムを連れて帰れば閻魔大王との約束の条件が果たせると思いカンニムは了承しました。
へウォンメクとドクチュンはソンジュ神と取引をします。40日間待つ代わりに自分たちの前世をしりたいと言います。実は過去世でへウォンメクとドクチュンが亡くなった時に冥界から使者として迎えに来たのがソンジュ神だったのです。ただへウォンメクとドクチュンは過去世での記憶は忘れてしまっていました。
冥界ではスホンとカンニムは4つの地獄で裁判を行うことになっていましたが、怠情地獄をなんとかクリアした後にスホンはカンニムに自分は転生はしたくないと訴えます。それを聞いてカンニムは自分の過去の罪をスホンに伝えます。
現世ではへウォンメクとドクチュンがソンジュ神がチョンサムの孫の話しをしていました。チョンサムが死ねば、孫は一人ぼっちになってしまうので、養護施設に入れようとしたが、孫を養護施設に入れるのには失踪した孫の父親を探さなければ施設には入れないそうです。
それじゃ~とソンジュ神はチョンサムを生活保護を受けられるようにと考えましたがチョンサムの耳が遠くてダメになったそうです。悲惨な生活を知っている役所の人から、孫を海外に養子に出す話しも出ましたがチョンサムは激怒して反対し、話しは無くなりました。
守護神ソンジュ神は必死にチョンサムと孫を守ってきました。
そして、そこから3人の使者たちの過去世の関係が明らかになってきます。
まさか過去世に3人の使者たちの因縁が浮上していくのです。
そこからも目が離せない程の面白い展開と感動が待っていますよ。
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