こんにちは、まーこです。今回は人気絶頂の韓流ドラマ『赤い袖先』と期待を裏切らない安定した人気の『イ・サン』との違いを書いてみようかと思いました。
どちらも李氏朝鮮22代王の正祖を題材にした韓流時代劇ドラマです。イ・サンは当時大人気のイ・ソジンとハン・ジミンが共演し、また『赤い袖先』では2PMのジュノとイ・セヨンの共演で視聴率も爆上がりのようですね。
赤い袖先は韓国MBCで2021年11月12日から2022年1月1日まで放送されたテレビドラマです。韓国でのタイトルは『袖先赤いクットン』で2PMのジュノが除隊後初の復帰作品だと言う事でも人気がでたテレビドラマなんですね。ちなみに日本でのタイトルが『赤い袖先』となっているようです。
そして『イ・サン』は2007年9月17日から2008年6月17日までやはり韓国MBCが開局46周年の特別企画ドラマとして放送されました。
韓流ドラマ赤い袖先とイサンの違いその1,ヒロインの名前
まーこは、イ・サンを10年前位に観ましたが、どハマりしました。赤い袖先の主人公はイ・サンとソン・ドギムと言う宮女との話しだったので、観始めた当初はドラマ『イ・サン』のイ・サンとソンヨンのお話しとは違うのかな?と思って観たのは事実です。しかし、観勧めるうちにソン・ドギムとソンヨンは同一人物だったのですね。後にわかりましたが『イ・サン』や『赤い袖先』のヒロインのモデルになった宜嬪・成氏(ウィビン・ソンシ)の本名が成徳任(ソン・ドギム)でした。
歴史上でも実在のイ・サンの側室だった人物でしたので、まーこは、ほっとしましたよ。
イ・サンが自分で側室になって欲しいと懇願し、最も愛したとされたのが、 宜嬪・成氏(ウィビン・ソンシ)だったのです。ドラマ『イ・サン』のソンヨンも『赤い袖先』のドギムも側室になるまでもいろいろな葛藤の場面が多々ありましたがサンの真っ直ぐで愛情豊かな想いを上手に交わしながらもドギムも心の奥ではサンを想いながら、自分らしさを失いたくないからと、サンの申し出を断る場面では、ヒヤヒヤしたものです。サンもドギムの気持ちを思いなかなか発展しないところは。じれったさでヤキモキしてしまいました。
やっとサンの想いが伝わりと言うか、サンが強引にドギムを自分の部屋に呼び寵愛を受けた時は年甲斐も無く、キュンキュンしてしまいましたよ。それはドラマ『イ・サン』でもイサン演じるイ・ソジンとソンヨン演じるハン・ジミンとの掛け合いには、たまらなくハマったまーこでした。個人的にはハン・ジミンがキュートで可愛くて大好きな女優さんですが、赤い袖先のソン・ドギム演じるイ・セヨンのドギムもとても良かったです。
しかし、ドラマのソンヨンもドギムもそして、実在の宜嬪・成氏(ウィビン・ソンシ)も我が子を亡くすと言う何とも悲しい運命に涙しない方はいないと思う位、まーこは号泣でしたよ。
『赤い袖』』と『イサン』の違い1はヒロインの人物は一緒でも名前が違った事です。
赤い袖先とイサンの違いその2,イサンとヒロインの出逢い
そして、これもドラマでは重要な場面ですが、イサンとヒロインの出会い方がちがいましたね。
ドラマ『イサン』ではサン(イサン)がまだ幼い1762年に世子だった父親が派閥争いの陰謀により濡れ衣を着せられた上に祖父の第21代王の英祖に米櫃に閉じ込められてしまった時にサンは父親を元気づけようと食料をこっそり持って父親のもとへ向かう途中、宮女見習いのソンヨンと内待見習いのパクテスと初めて出会います。ソンヨンとパクテスがサンに会う前に出逢っていたのですね。
ただ、ドラマ『イサン』では、ソンヨンを愛していながらもソンヨンと世孫サンのお互いの想いを知り陰ながら助けて続けて来た、パクテスは実在の人物では無かったようです。ドラマ『イサン』の中のパクテスの存在感は半端なく、パクテスのファンだと言う方も少なくないと思います。ドラマ『イサン』での世孫イサンとヒロインのソンヨンとの出会いは、サンが父親の元に行く時にソンヨンとパクテスと出逢い、そこから3人は親友になったんですよね。
そして『赤い袖先』でのヒロインのソン・ドギムとサンとの出会いでは、既にサン(イサン)の父親は亡くなっていたところからドラマは始まります。ドラマの冒頭では女官見習いのドギムが女官見習いの宮女達を集めて、皆の興味をそそる話の語り部をしてお小遣い稼ぎをしていました。
そんな折、第21代王英祖の側室 暎嬪(ヨンビン)李氏が亡くなりました。その夜、ドギムの聡明さや賢さを見抜いていた提調尚宮から夜中に暎嬪(ヨンビン)李氏の弔問に行くよう命じられました。
そして、世孫イサンも祖母である亡くなった暎嬪(ヨンビン)李氏のところにご挨拶に行きたいと、こっそり、東宮殿を抜け出して、夜道を歩いて暎嬪のところに向かっていました。そして夜道を迷ったドギムと出逢い、そして二人で暎嬪李氏の向かったのです。
それが運命の出会いだったのですね。同じ歴史上の主人公とヒロインで、出逢い方がそれぞれ違いますが、ドラマとしては、どちらも最高のシチュエーションだとまーこは思いましたよ。
赤い袖先とイサンの違いその3、放送回数
『赤い袖先』と『イ・サン』はどちらも聖君と言われた朝鮮李氏第22代王正祖と宮女から側室のなった宜嬪・成氏(ウィビン・ソンシ)との出逢いから、亡くなるまでの波乱万丈の生涯を描いた壮大なスケールのドラマだとまーこは思います。
イサンの生涯としては、『赤い袖先』や『イサン』も同じような喜びや悲しみが伝わりますが、
ドラマとしては、脚色やイメージがそれぞれ違いますがどちらも素晴らし作品だとまーこは思いました。
『赤い袖先』はイサンとドギムの恋愛観が大きく、ドギムを求めるイサンをドギムは上手に振り回し、ドギムもイサンが好きなのにやはり王様と宮女では身分の違いも有るし、王様の女になれば、自分らしく生きることは難しくなり、自分を失いたくないとドギムは思っていたのですね。そこを面白おかしく表現しているのは『赤い袖先』の人気の秘密ではないでしょうか?
また『イサン』はさすが、名匠イビョンフン監督の作品と言われるので、最初から最後まで走りきるような思いで観てしまいます。パク・テス等、イサンとヒロインのソンヨンの他に周りを固める脇役たちの演出もそれぞれ、よく描かれていて、本当に面白かったです。
ただ『赤い袖先』も『イサン』も実在の宜嬪・成氏(ウィビン・ソンシ)を描いている為に子を宿し、幸せになるのかと思ったら2人の子供を亡くし、また妊娠中にどちらのドラマのヒロイン(ソンヨンやドギム)が亡くなってしまうと言う衝撃的な結末になるとは観始めた時には思いもよらなかったので号泣をしてしまいましたよ(涙)
『赤い袖先』はまーこは配信サービスのU-NEXTでいっきに観ましたが全36話ありましたが、WOWOW等では全17話のところも有るみたいですね。1話の時間が違うみたいですね。
『イサン』では様々な配信サービスでやっているみたいですよ!
しかも『イサン』なんと全77話まであるのですね。しかし、面白いのですぐに観れてしまいますよ(#^.^#)
赤い袖先とイ・サンに出て来る王妃は誰?
ドラマ『赤い袖先』と『イサン』に出て来る王妃の事について書こうと思います。
赤い袖先での王妃と言えば第21代王英祖の王妃、貞純(チョンスン)王后、そうです、英祖が亡くなってから正祖の良き相談相手として描かれていた大妃キム氏です。赤い袖先ではそんなに悪い大妃としては描かれてはいなかったのですが、実際の歴史上ではどうだったのでしょうね。
貞純(チョンスン)王后と正祖(イサン)はあまり良い関係では無かったようですね。
正祖の祖父の英祖の最初の正室は貞聖(チョンソン)王后でしたが彼女は早くに亡くなってしまいました。そしてその2年後に迎えた王妃が貞純王后だったのです。その時の貞純王后はなんと14歳!若いね~! その時、英祖は既に65歳だったのでその年齢差は51歳だったようです。
貞純王后が英祖に嫁いだ時はまだ恩悼世子は健在でしたが恩悼世子の素行の悪さを貞純王后は逐一、英祖に報告していたのです。英祖は恩悼世子に苦言を呈するようになり、英祖と恩悼世子の仲は益々悪化して行き、英祖は世子に自害を命じる程になり、聴く耳を持たなかった恩悼世子を米櫃に閉じ込める事になってしまった。貞純王后は恩悼世子を陥れる派閥の一派に加担したように言われている。
だから正祖にとっては、敵のような憎しみを覚えてもよい存在だったと思います。
またイ・サンでは貞純(チョンスン)王后をキムヨジンが演じました。まーこ曰く、キムヨジンは悪役や癖の強い役をやらせたら天下一品と思えるほど、しっかり悪役に徹しているような気がします。
そして、正祖の正室はあまりドラマ的にはたくさん出なかったように思いますが孝懿(ヒョイ)王后 金氏です。イサンのソンヨンや赤い袖先のドギム(同一人物)がすぐに側室にならなかったのは、この孝懿(ヒョイ)王后に遠慮したと言う説もあります。
赤い袖先とイサンの視聴率は!
なんと『赤い袖先』の視聴率を調べてみました。ドラマが始まった視聴率は5.7パーセントに留まったそうですが、第7話には初めて2桁になった10.7%でした。第7話でここまで上がったのは凄いですね。そして最終回はなんと、17.4%にまで上がったそうです。まーこも『赤い袖先』観ましたが、普通は韓流と言うとまーこの様におばちゃんたちが楽しみにハマり、昭和を思い出しながら、涙を流して観るものだと思いましたが、『赤い袖先』はおばちゃん達もさることながら、若い年代の方も観ると思います。
また『イサン』はと言うと、38.9%の最高視聴率を打ち出しました。脅威の視聴率ですね。さすが王道と言う感じです。でもあんなに面白いなら、それ位の視聴率は当然といっても過言はないですね(#^.^#)
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