インス大妃のドラマは面白い?実在の人?あらすじと結末は?最後はどうなったの?

こんにちは、まーこです。今回はインス大妃を観た時の感想を書きたいと思います。

インス大妃は、2011年12月3日 -から2012年6月24日まで韓国JTBCで放送されたテレビドラマです。全話60話の長編時代劇です。日本では衛星劇場での放送を経て、2015年8月14日から同年11月5日までBS-TBSで放送されました。

波乱に満ちた朝鮮王朝時代に陰の権力者と言われたインス大妃、最も陰謀がうごめいていた50年間の間には様々な事が起こり、癸酉靖難(きゅうせいなん)のクーデターや首陽大君の王座略奪等の凄まじい歴史のドラマです。ドラマの冒頭の若きジョン(後のインス大妃)はじゃじゃ馬のようですが、首陽大君の息子桃源君(トウォン君)の可愛い若奥様になりましたが、様々な困難苦難を乗り越えて大妃になり、7人の王様(文宗、端宗、世祖、睿宗、成宗、燕山君そして中宗)が変わり、その間も様々なドラマがありましたが最後まで大妃としての威厳を持ちながら生きていくインス大妃です。

ドラマとしても面白く、そして朝鮮王朝時代の歴史の勉強にもなりましたよ(^_-)-☆

是非、観て頂きたいドラマのひとつです。

インス大妃は面白い?実在の人?

インス大妃が実在したか?はい、実在した大妃です。まだ朝鮮王朝の初期の頃、第4代王世宗の長男の文宗が後を継ぎ第5代王座につきました。しかし文宗は身体が弱い上に息子も幼かった為に文宗の弟の首陽(スヤン)大君は密かに王座を狙っていました。そして・・・

15世紀半ばに幼い第6代王端宗は叔父の首陽(スヤン)大君の一派によるクーデターにより廃位されてしまう。

そして首陽大君が後に第7代世祖となる。その長男トウォン君と結婚したのがジョン(後のインス大妃)だったのです。しかしトウォン君は若くして亡くなってしまいますが、ジョンはトウォン君の間に2男1女をもうけました。

そして次男成 宗を9代王にする為に数々の歴史的事件を背景に、女性ながらも王朝を支配した実在の人物、インス大妃の生涯を描いた作品、インス大妃!私は最初から最高に面白いかったのですが、歴史に沿った残酷なシーン(癸酉靖難)も多々あり、思わず目を逸らしてしまう場面もありましたので、面白いとはかけ離れると言う方もいらっしゃるかもしれないですね。

でも観出したら止まらなくなりますよ(^_-)-☆

 

インス大妃のあらすじ

朝鮮王朝第5代王の文宗から第10代王の燕山君の6人の王様が活躍した時代のお話しです。

明の外交官の父親ハン・ファクはハン・ジョン(後のインス大妃)と首陽大君の庶子の桂陽君に嫁いだ姉と4人と暮らしています。父親のハン・ファクは明国の皇帝の側室にさせようとジョンを説得しようとしますがジョンは断固として拒否し、父親を困らせます。

ジョンは若い頃から、王妃になる野望の夢があったのです。しかし、どうしたら王妃になれるのか?ジョンは、首陽大君を見た時にこの人は将来、王になると直感があったのですね。

そんな時、首陽大君と息子の桃源君(トウォン君)と出逢い恋に落ちます。

当時の王様、第5代王の文宗は病弱の為、文宗の生前から後継をめぐっては、様々な陰謀を考え牽制しあっている状況が続いていました。

ジョンは桃源君(トウォン君)と結婚し2男1女をもうけます。そんな時に文宗が死去、その後の後継者を争いが具体的になります。そして文宗の幼い息子の瑞宗が第6代王になりました。しかし、瑞宗は、11歳で即位したのです。幼くして王位に就き、頼れるはずの身内は実は敵ばかりで最後は島流しの上、賜毒でなくなってしまう悲劇の王様だったのですね。

そして首陽君が王位を奪還し第7代王世祖になります。その為、ジョン(後のインス大妃)の夫の

桃源君が世子になるのですね、ジョンは子供の頃からの野望を果たすことが出来ると喜んでいましたが。なんと、桃源君が突然、亡くなってしまうのです。その為、ジョンは宮殿を離れる事になりますが、その後、世祖が亡くなり、桃源君の弟が王位をつぎます。しかし、何と第8代王の睿宗も即位後1年で亡くなってしまうのですね(;’∀’)

それで、ジョンがインス大妃として宮殿に戻り、息子の成宗が王位に就きます。それだけでも波乱万丈の大妃ですよね。成宗の正室の尹氏は奇行があり、インス大妃との仲はあまりうまく行ってなかったとのことですね。結局、尹氏は成宗の側室を呪い殺そうとしてそれがバレてしまったり、ヒステリーを起こして感情を抑えられず成宗の顔を引っ搔いてしまい傷を作ってしまい、インス大妃は激怒し尹氏を廃位にすることを成宗に言い、廃位にし、実家へもどり、自分の犯した罪を反省しながら暮らしていました。

成宗も時間が経つに連れて、尹氏が反省しているのなら、復位させて王宮に戻してあげようと思い使者を尹氏の家に使いに出しました。尹氏も反省し、謙虚に慎ましく生活をしていました。

しかし、インス大妃は使者に嘘の報告を成宗にするように伝えたのです。怒った成宗は尹氏を賜毒の死罪にしてしまうのでした。当時、子供だった燕山君、それはそれは大変な王様で暴君としては有名ですね。インス大妃の孫が燕山君だったのですね。孫と祖母、このふたりの関係もどうなっていくのか、ドラマをお楽しみ下さいね。

 

インス大妃の結末、最後はどうなったの?

燕山君は廃妃の処刑に関わった者を全て処刑にし、廃妃の名誉回復と王妃の称号を復活させました。

成宗の側室や廃妃の復位を最後まで望んでいた臣下まで手あたり次第、残酷な処刑してしまったのですね。

インス大妃の亡くなっている側近のハン・ミョンファン達は、墓を暴いてその首をさらし首にしました。重臣たちもその後を絶たない燕山君の残酷な行為に背を向けてしまいます。そして自分の味方の臣下達も気に入らないと次から次へと斬りつけて殺してしまいます。

王様のせいで世の中が恐怖にさらされています。燕山君はなぜそんなにむごいことをするのでしょうか?祖母のインス大妃に母親の尹氏に罪を与えたのは間違いだったと懺悔して欲しかったのかもしれないですね。一言で良いから、母上に謝罪して欲しいと燕山君は頼みます。

しかし、そこで、怯まないのがインス大妃なんですね。「廃妃は罪を犯しました。しかし命を奪ったのは間違いだった。もし廃妃が生きていたら成宗はお前を王にはしなかった。母親を奪い王座も奪ったらお前が可哀想と思い、成宗はお前を王にしたのだ」と毅然とした態度で燕山君に言い放ちます。怒った燕山君はインス大妃を斬ってしまい程だったと思いますが斬りつける事ができませんでした。

その夜、インス大妃の前にソンイ(後の廃妃尹氏)が現れ会話をします。

そして、インス大妃は69年の生涯を閉じたのでした。

次の日、廃妃だった燕山君の生母尹氏の復位と追尊の儀式が行われる予定でした。本来でしたら、祖母のインス大妃にその儀式を見せて、インス大妃に過ちを認めてもらいたかったのだと思います。その思いを果たせないうちにインス大妃が亡くなってしまったので、燕山君の残念ぶりと落胆は半狂乱のようになりました。

そして2年後、クーデターによる反乱軍乱入により、燕山君は廃位され、晋城大君が第11代王の中宗が王様になりました。

ラストではインス大妃の若い頃のジョンが亡き夫の桃源君(トウォン君)の位牌に向かい晋城大君が王になりました。と報告するシーンで終わりました。

とうとう、観終わってしまいました。歴史上の事件で残酷なシーンも有りましたが、実在の人物の事や史実の出来事が良くわかるドラマでした。是非ビデオ屋さんでDVDを借りて朝鮮王朝時代へどうぞ!本当に面白い歴史ドラマです。

 

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