風の絵師のモデルは実在の人物?実話?ユンボクとキムホンドの関係は?最終回ネタバレあらすじと感想

こんにちは、まーこです。今回は韓国ドラマ『風の絵師』の事を書いてみようと思います。

『風の絵師』は、2008年に韓国のSBSで制作・放送された時代劇ドラマです。日本では、KNTVやBS日テレで2009年から放送されたそうです。

まーこもその頃に観ました。主演のムングニョンが大好きで『火の女神ジョンイ』も何度も観ましたが、ユンソクホ監督の名作『秋の童話』の主人公ウンソの子供時代を演じたのがムングニョンちゃんなんですね。

涙無しでは観れない名演技でした。『風の絵師』ではシン・ユンボクと言う画家の役ですが、歴史上実在したキム・ホンドとシン・ユンボクをモチーフにしたストーリーなんですね。




 

風の絵師のモデルは実在の人物?実話ではない?

風の絵師のドラマは架空のファンタジードラマのフィクションだと思いますが18世紀の李氏朝鮮時代に実在したふたりの天才画家のキム・ボンドとシン・ユンボクをモチーフにしたドラマです。

この風の絵師では結構、実在の人物が登場しています。歴史ドラマ『イサン』の朝鮮第22代王の正祖や貞純王后、そしてキム・ホンドのライバルのイ・ミョンギも清に渡り活躍した画家としてドラマに出ていましたね。詳しい記録は残っていないようですが実在の人物のようです。

そしてユンボクの義父として登場したシン・ハンピョンですが実際にはユンボクの実父だったようですね。

そして、この方はドラマにもなったホン・グギョンです。イサンにも登場しましたが正祖の信望も厚く忠誠を誓っていたホン・グギョンですが妹を正祖の側室にして、最後は欲に目がくらんでしまい流刑地で病気になり、亡くなりました。

『風に絵師』では結構たくさんの実在した人物が登場されていたようですね。




 

ユンボクとキムホンドの関係は?

『風の絵師』でのユンボクとキムボンドは師弟関係の何者でもないと思っていました。キムボンドはユンボクの父親のエリート絵師ソジンと親友同士だったのです。しかし、10年前にソジンと別提のカン・スハンが何者かに亡き者にされてしまいました。またカン・スハンはキムボンドの師匠でもあったのです。ドラマでは主人公ユンボクは絵師を目指いながら、王宮の図画署で画を学んでいます。しかし、このユンボクはなんとか父親を殺した犯人を捜そうと思っていました。ある日ユンボクは王宮の外で耳の後ろに赤いほくろが有る女性をみつけ、その女性かあまりにも美しく妖艶だった為に隠れてその容姿を書きました。顔こそわからず書きませんでしたが、耳の後ろにある赤いほくろまでしっかり描かれていました。何とそのほくろの主はなんと大妃だったのです。

大妃に気づかれてしまい、あわててユンボクは逃げましたが、大妃は王宮を抜け出した事が発覚するのを懼れて画を描いた人物を探し、ユンボクの事を知られてしまいます。大妃はユンボクを拳破刑にしようとします。しかし大妃に頼まれて図画署に来たキムボンドはユンボクの才能を惜しみ、ユンボクを逃がします。キムボンドは犯人は見つけられなかったと言い自分が責任をとるとユンボクを命がけで救うのです。

なんか素敵ですね。いくら師匠でも自分が罪をかぶり責任をとると言うのはなかなか出来ないですよね。やはり、時代が関係しているのでしょうか?現代では学校の先生が何も言えず小さくなっている事が多いし、誰かの代わりに責任とれる人はどれくらいいるのでしょうか?

そして、キムボンドは自分が拳破刑を受けると言うのです。本当に良い師匠ですね。その事が有り、その後もユンボクとキムボンドは強い絆で結ばれていくのですね。


 

最終回ネタバレあらすじ

いよいよ最終回を観終わってしまいました。余韻が残るラストでしたが、大妃の悪事も10年かかってやっと正祖も知り、事件にかかわった者達は連行され、追放されました。

大行首のジョニョンも最後は刺客の矢にあたり、亡くなります。ボンドにとってユンボクは弟子であり、友人でありかけがえのない人でした。

また女人とわかってからは、心からユンボクの事を想いこれからもずっと一緒に過ごしたいと思っていました。

しかしユンボクは朝鮮一偉大なキムボンドを自分だけの者にしてはいけないと思ったのですね。自分が師匠の側にいたら、師匠は自分なりの画を書くことが出来ないと思ってしまったのですね。

キムボンドも「お前なしでは生きてはいけない」と言いますが結局ユンボクを追いかけず手放してしまいます。しかし、逢う事は出来なくとも心ではユンボクとキムボンドの絆は繋がっている・・・と思いたいですね。




 

風の絵師の感想

この『風の絵師』は李朝鮮後期に実在した画家、申潤福(シン・ユンボク)と金弘道(キム・ボンド)の関係を史実的であったり、主役のユンボクは幼い頃に両親を何者かに亡き者にされ、養父シン・ハンピョンに引き取られた後は男として育てられます。シン・ユンボクはムン・グニョンが演じキム・ボンドはパク・シニャンが演じていますが、どちらも日本では人気の俳優さんですね。

そして図画署に入るが、ハンピョンは実の息子ヨンボクよりもユンボクに期待をしていたようです。そのヨンボクは、ユンボクが本当は女性なのを知っているせいか、ユンボクに気があるみたいです。韓国ドラマには必ず、恋の匹敵が現れますがユンボクにとってはヨンボクは兄と思う以外は全く興味がないところはちょっとかわいそうだと思いました。

ただ、ユンボクとキム・ボンドの関係は観ている私も何とかなって欲しいと思いましたが、師弟関係を重視するあまり、キム・ボンドが優柔不断で頼りないように思えたのは私だけでしょうか?

ふたりが描いた絵画がとても美しくそれだけでもこの『風の絵師』を観る価値は充分ありましたが、朝鮮時代の王宮の中の図画署を上手に描いた作品で、キム・ボンドはユンボクが女性だと気づいた後も観ている私たちももっと進展して欲しいとちょっとじれったくなったり、切なかったりときめいたり、何度観ても素晴らしい作品だと思いますよ(^_-)-☆

火の女神ジョンイは実話?実在の人物は?最終回感想とあらすじ、テドの死は?はこちらからどうぞ

ムングニョンの現在、病気の治療や結婚、出演ドラマは?はこちらからどうぞ


コメント

タイトルとURLをコピーしました