こんにちは、まーこです。今回は、久しぶりに天国の階段の記事を書こうと思いました。天国の階段と言えばW主演のチャ・ソンジュを演じたクウォン・サンウとハン・チョンソ(正式名はハン・ジョンソン)役のチェ・ジウ、そしてテファお兄ちゃんを演じたシン・ヒョンジュンのおかげでまーこは、ドラマを観てこんなに涙が出るのかと言う程、泣きました。
2003年12月3日から2004年2月5日まで韓国SBSで放映されたテレビドラマです。観ている私たちも何度も泣きましたが、W主演のチェ・ジウが涙を流すほどに人気が出て、視聴率も上がり、最高視聴率はなんと43.5%を記録したそうです。
『天国の階段』がテレビで放映されてからチェ・ジウは涙の女王と呼ばれてましたが、まーこはチェ・ジウがテレビに出るだけで『天国の階段』を思い出し涙がでました。そしてソンジュお兄ちゃんの優しさとカッコよさでクォンサンウの大ファンになりましたよ!そして、更にシン・ヒョンジュンが演じたテファ兄ちゃんの無償の愛には号泣でしたね。
天国の階段のキャストの現在
・チャ・ソンジュ役のクウォンサンウは2008年に女優のソン・テヨンと結婚し、2人のお子さんにも恵まれて幸せな家庭を築いています。またテレビに出演したりインタビューの時には、奥様のソン・テヨンの事を「妻のおかげで家庭が明るい」等、愛妻家としても有名です。そして、長男のルッキ君や長女のリホちゃんもパパが大好きで、とても仲の良い家族写真をSNSであげています。ルッキ君も超イケメンでリホちゃんもクウォンサンウとソン・テヨンの良いところを受け継いでとても可愛いです。幸せそうな姿にファンも喜んでいると思います。
・ハン・チョンソ(キム・ジス)役のチェ・ジウは『冬ソナ』のユジン役で一世を風靡し日本でも有名になり、その後も『天国の階段』や『美しき日々』の笑顔や涙で私たちを魅了してきました。そのチェ・ジウが2018年3月に一般男性と結婚したのです。結婚した当時チェ・ジウは48歳でしたが、結婚相手は9歳下の39歳だったとの事です。チェジウの事務所でもご主人の年齢とアプリケーション会社の経営者だと言う事は公表されています。そして、2020年に長女のルアちゃんを出産されたのですね。ご家族の事はご主人が一般男性と言う事で情報も少ないですが、チェジウは冬ソナから20年経っても40代後半にはとても見えない容姿と美貌を持っているとの評判です。女優業は続けていますが、韓国ドラマ『愛の不時着』でチェジウ、本人役で出演されましたが『冬ソナ』や『天国の階段』時代のチェジウと変わらぬ美しさに観ていたファンの方たちも驚きを隠せなかったと思います。
・ハン・テファ(チョルス)役のシン・ヒョンジュンはこの『天国の階段』ではとても重要な役でした。テファお兄ちゃんのチョンソへの深い愛に号泣された方は多かったのでは無いでしょうか?
『天国の階段』では母親を早くに亡くしたハン・チョンソの父親の再婚相手のテ・ミラやその娘のハン・ユリにことごとく意地悪をされましたが、唯一、テ・ミラの実の息子のティファだけはチョンソ、を守ろうと、命掛けのティファの姿を想い浮かべるだけでまーこは泣けてしまいます。
さて、そのティファ役のシン・ヒョンジュンの現在は何をされているのでしょうか?まだ俳優業を続けているのかな?調べたところ俳優業は続けていらっしゃるようですよ。また化粧品会社「3J」の代表取締役社長でもあるのです。
シン・ヒョンジュンは1966年10月28日生まれの2024年現在では55歳になりました。と言う事は2003年放映の『天国の階段』当時は34歳だったのですね。その後、2013年に一般女性(チェロ奏者)と結婚し3人のお子さんにも恵まれたのです。2016年に長男のミンジュン君、2018年には次男のイェジュン君、そして2021年5月には待望の女の子が誕生したのですね。54歳にして3人のパパになりました。
しかし、順風満帆とはいかない時期もあり、2020年に元マネージャーのキム氏が働いていた13年間の間、シン・ヒョンジュンによるパワハラが有ったと疑惑が持ち上がったのです。しかし不起訴処分となったそうですが、裁判中は謹慎中と言う事で仕事はキャンセルし、自宅で過ごしていたそうですが、奥様がシン・ヒョンジュンが何か良からぬことを考えないかと心配し買い物や散歩にも一緒について行ったそうです。心配ごとの多い期間でしたがまた奥様の愛が感じられる日々だったと思いました。
天国の階段のあらすじ、ネタバレ!
『天国の階段』のあらすじを書きます。チャ・ソンジュは韓国で有名なグローバルグループの一人息子です。父親は交通事故で他界しましたが母親のミン会長がグローバルグループを背負っています。またハン・チョンソの父親も韓国では名高い建築家ハン教授だったのです。ソンジュとチョンソの家は二人が幼い昔からとても仲が良く家族ぐるみで付き合ってきました。チョンソの母親が病気で亡くなった時もソンジュはチョンソのそばを離れず支え続けて来た仲の良い兄妹のような関係でした。
お互い片親でしたが、寂しさを感じさせない幸せな日々だったと思います。しかし、ある日父親が再婚相手を連れてきました。女優のテ・ミラとミラの連れ子のテファとユリでした。今まで父親とふたり、仲良く暮らしていましたが5人での生活が始まったのです。チョンソはユリや継母のミラとも仲良くしようと努めるのですが、グローバルグループのソンジュがチョンソと仲が良いのを嫉妬して母娘でチョンソに酷い嫌がらせをするのです。ソンジュが2年間の留学に行く時もチョンソはソンジュと見送りに行く約束をしたのにミラとユリが結託しチョンソが空港へ行かない様に閉じ込めてしまいます。そんな時に閉じ込められた部屋から出してくれたのはテファだったのです。父親のハン教授は娘のチョンソがミラとユリに苛められている事は全く知りません。なんと言ってもミラは女優ですから演技が上手いのです。数々のいじめに堪えながら、ソンジュお兄ちゃんが留学から帰る日を楽しみにけなげに頑張っていました。
そして、ソンジュが帰る日が来たのです。ソンジュはチョンソに連絡し、ふたりは再会する事になります。チョンソは空港に向かい、ソンジュの姿を見つけました。「オッパ!」歩道橋の上にいたソンジュも下の道路にいたチョンソは逢いたい一心で駆け出します。しかしその時です。ユリが嫉妬に狂ったような顔で勢いよく車を走らせます。ただ一点だけを見つめて・・そうなんです。ユリはチョンソを轢く為に車を運転していたのです。血だらけで倒れたチョンソは意識がありません。
ソンジュは気が狂ったようにチョンソを探します。
ある病院では爆発事故で瀕死の重傷の方が運ばれて来ます。中には顔も焼けただれて、身元不明でこと切れている方もいたのです。ユリは顔がわからなくなった有る遺体にチョンソの物を忍ばせたのです。
ソンジュは警察からチョンソが亡くなった事を聞きました。
時は過ぎて、ジスとチョルスは兄妹として貧しくとも幸せに暮していました。時々ジスは頭痛に悩まされます。チョルスはジスの為に得意な画を描いています。ある日、グローバルグループの遊園地の壁画を描いて欲しいと依頼されます。チョルスは迷いましたがジスとの生活の為に受け入れるのです。そしてジスもチョルスに逢いに遊園地に行きます。
そして、ある日、ソンジュは遊園地の視察中に亡くなった筈のチョンソの姿を見つけます。
ソンジュはチョンソの名前を呼びながら追いかけるのでした。そして・・・
天国の階段の最終回!
『天国の階段』の最終回こそが、絶対に泣きたい方は観るべきだと思います。泣けて、泣けて号泣してしまうドラマは他に無いと思う程、まーこは泣きました。どんな内容かと言いますとしっかりネタバレになってしまいますが、せっかく角膜を提供してくれた方が現れてチョンソは手術をする事が出来、眼が観えるようになったのです。大好きなソンジュお兄ちゃんの顔も観る事が出来、また仕事も新たに始めることが出来、幸せいっぱいだったチョンソに更なる不幸が降りかかります。
身体に異変を感じて、ソンジュはチョンソを病院に連れて行きました。そこで詳しく検査すると、残念ながら癌が脳に転移していたのです。もう手術も出来ない状態になり、治療をしても可能性は少ないでしょうと医師からも言われてしまい。ソンジュもチョンソも絶望してしまいました。生きる気力も望みもなくなったチョンソは、治療しても治る見込みがないのなら、もう治療はしない!このまま死んでも良いと言います。
ソンジュがどんなに説得しても頑なに拒み続けるチョンソにソンジュは有る事を告げます。それは、角膜の提供者がティファで有る事、ティファはチョンソの幸せを願って、命さえもチョンソの為には惜しまなかった。自分の命を懸けてでもチョンソの目に光を与えようとした事、そのテファさんの為にもチョンソは治療を受けなければならないと言います。
ティファは自ら命を絶つ事を決心する前に病院で、チョンソの目は角膜移植をするとわずかでも見えるようになる事を聞きます。しかし、生きてる人間からは角膜を提供する事が出来ない事も聞いた時、テファは決心するのです。「もう一度ソンジュお兄ちゃんの顔が観たい」と言うチョンソの願いを叶えてあげようと。テファはその足で角膜提供者の申し込みをします。
チョンソに自分はパリに渡ると言い。ティファがチョンソが手術が終わってからも自分からの手紙を読めるように書いて準備しておきました。「チョンソ、俺がフランスに来てからひと月だ!もっと早く来ればよかった。チョンソ、お前は元気か?俺も信頼しているソンジュさんがいれば安心だ!今頃、お前は眼が観えるようになり、この手紙は自分で読んでいるかもな!俺はどうかって?幸せだよ。俺の好みの女性って実は外国人だったようだ!最近、付き合いだした彼女だ!可愛いだろう」と
手紙の内容もパリで彼女をみつけて楽しんでいるような写真も用意し、手の込んだ内容の手紙を残したのです。
そして、父親とも一緒にサウナに行き、背中を流したり、下着や父親の欲しがっていた物を買ってあげたりと親孝行をします。
だた、5年前にユリがチョンソを自分の車で轢いて死んだ事にした事や子供の頃から、テラやユリはチョンソに対して酷い嫌がらせをしていた事もハン家に行き、チョンソの父親にもすべてぶちまけたのです。それにより、ユリは警察に捕まり、テラは気が狂って精神病院に入院しました。最後の日。テファは精神病院に入院している母親、テラに逢いに行きます。しかし、テラはテファの顔さえわからなくなってしまったのです。
そして、テファはソンジュとチョンソの元へ行きます。二人で仲睦まじくしている姿を観て、テファは心から安堵します。そして、チョンソに気づかれないようにソンジュだけ呼んで、留学に行く事を伝えます。驚いたソンジュは「そんな急に?チョンソが寂しがる。」と言うと「画の勉強に行くんだ!画を勉強したらチョンソが喜ぶし、≪天国の階段≫と言う画も国展に出した。二人の画だ!2人を観ていると天国にいるみたいだ!どうかずっと、チョンソのそばにいて、幸せにして欲しい。」と、そしてテファは最後にチョンソとメリーゴーランドに乗りながら別れを告げます。何も知らないチョンソは「テファお兄ちゃん、良かったは、私はずっとテファお兄ちゃんの画を応援して来たんですもの!いつ帰ってくるの?」「さあ、もう戻らないかもしれない、向こうでずっと暮らすかもなぁ!」
「時々は帰って来るでしょう?手紙を書いてね。」
「チョンソ、幸せになれよ!俺もなるから。これで最後だな」「テファお兄ちゃん、何で最後なの?また逢えるわよ。」「そうだな!また逢えるよな。そうだチョンソ、忘れないように写真を撮りに行こう。」そして、ふたりはプリクラを撮りに行きます。シャッターが押される瞬間、チョンソの額にキスをします。「ソンジュさんには内緒だぞ!殺される(笑)」
そして、昔、チョンソが誕生日にプレゼントしてくれたマフラーを首に巻き愛おしいように頬ずりします。そしてテファは「チョンソ、お前がいてくれて俺はどんなに幸せで笑顔になれたか、お前がくれた初めてのプレゼントだ!(マフラー)お兄ちゃんもチョンソにプレゼントをやるよ!」と角膜提供者のカードを胸にぶら下げて、車を走り出します。
両手をハンドルから離し、大事な目を押さえながら・・・
「テファお兄ちゃん!!」寝ていたチョンソは飛び起きます。ソンジュも目を覚まします。そこへ電話が鳴るのです。「病院ですが角膜提供者の方が出ました。」ソンジュとチョンソは喜び病院へ行きました。そしてチョンソは手術室へ入ります。そこへ、警察が現れ、テファの事後死の事を聞きます。「ハン・テファ氏は自殺の様ですがドナーカードをお持ちでこの病院に運ばれました。」そしてソンジュは警察からテファのドナーカードと遺書を渡されました。
「この手紙を読む頃、多分、俺は苦しみも別れもない天国へ向かっている。悪魔の子に産まれ、地獄を経験したがチョンソに出会い、こうして天国に昇れて幸せだ。俺はチョンソに会って、初めて笑顔になれた。わかめスープも作ってもらった。美味しかった。このマフラーも生まれて初めてもらった贈り物だ。チョンソだけが俺を愛してくれた。だから、君の愛するチョンソを俺も愛してしまった。これからは、チョンソは俺の目を通して、俺はチョンソの心を通して世界を観られる。チョンソの一部になり、一緒にいられる。とても幸せだよ。今度はあなたとチョンソが幸せになる番だ。チョンソには俺の死は黙っていて下さい。お願いします。 あなたの友 ハン・テファ
霊安室でソンジュは「どうしてだ!どうしてこんな事を・・!」と絶叫に近い嘆きを吐きます。
そして手術の終わったチョンソに「一緒に来てくれ」と言います。チョンソは「どこへ?」
ソンジュは「お前の目を見えるようにしてくれた方に挨拶に行こう」と。
そして、テファの遺体と遺影が置いてある部屋にチョンソを連れて行きます。
そして目に包帯を巻いているチョンソは「ありがとうございます。どなたか存じ上げませんがあなたに感謝しながら生きていきます。ご存じですか?私の最後の願いを叶えてくれた事。あなたの目で愛する人を見ることが出来ます。ソンジュお兄ちゃん近くで話したい!」とソンジュに近くに連れていってもらい遺影のテファの額縁を優しく撫でます。
そして最終回!手術が終わり、ソンジュの顔が見えるようになったチョンソですが、テファが角膜提供者だと言う事はまだ言えませんでした。
ソンジュは目の見えないチョンソの為に新婚の新居には何も置かなかったのです。しかし、眼が見えるようになったチョンソは嬉しくて嬉しくて新居に家電を揃えたくなったのです。家電やさんに行き、ふたりは炊飯器やトースターを選びますが、チョンソはパリにいると思っているテファにも買って送ろうと言います。ソンジュは焼きもちを妬く振りをして何とか阻止をしようとします。もうテファはこの世にいないのですから、チョンソの願いを叶えてやろうと、角膜をチョンソにあげる為に自らこの世を去りましたが、ソンジュはテファとの約束で言えないのです。
そしてソンジュはテファ福祉財団を立ち上げます。チョンソはそのパーティーの途中で気分が悪くなり嘔吐してしまいます。
病院に行くと、この見出しの冒頭に有るように癌が脳に転移してしまっていたのです。手術しても助からないと知るがチョンソには事実を伝えられず、ソンジュは慟哭の悲しみ苦しみの中、チョンソを喫茶店に呼び出し,転移をしたことを伝え治療をしようと伝えます。しかしチョンソは頑なに拒否します。そして、とうとうチョンソに角膜をくれたのはテファだった事を伝えるのです。「どうせ死ぬのに角膜なんか移植しなければよかったのに」の言葉に「テファさんがくれたんだ!角膜はあの人がくれたんだ!お前の為に死んだ。だからお前は生きなければだめだ。」テファはチョンソに幸せになって欲しくて亡くなった事を話します。チョンソは喫茶店を飛び出し泣き叫び一晩中泣き明かします。
朝になりチョンソはソンジュに「私たちに残された時間は? 私は治療を受けてテファお兄ちゃんがくれたプレゼントを大切にする。」と言います。刑務所のユリにも会いに行き今までの事を全て許しました。そして精神病院のミラにも会いに行きあなたの息子がくれました。私ももうすぐテファお兄ちゃんの元へ行く事を告げました。テファとユリの父親はソンジュの会社で警備員として真面目に働いています。
そして、テファが亡くなる前に国典に出した≪天国の階段≫の画は国展で大賞に選ばれたのです。 ソンジュもチョンソも喜びました。
しかし、日増しにチョンソの体調は悪くなって行きます。ソンジュは「チョンソ、お前が好きだ1初めて会った時からずっと好きだった。お前は?」と聞くとチョンソは弱々しい声で「ソンジュお兄ちゃん、秘密よ。その答えは天国でソンジュお兄ちゃんに逢った時に教えるから、その時まで待てるよね。」と・・
そしてある日、調子の良い時にソンジュの一番信頼している部下のチャン理事に手伝ってもらい、ソンジュの為に初めて食事を作りました。
ソンジュは「今日は何かの日?」「妻の私が愛する旦那様に初めて食事を作った日。理事に手伝ってもらったのよ。胃薬も有るから!(笑)」
「困ったな。僕は何も用意していない」
その言葉にチョンソはソンジュから以前もらった空の箱を出して来て「お兄ちゃんにもらった信じる心と愛と希望は私が持って行くわ。そして私からは感謝!他の誰にも負けない愛をもらったわ」と大切に自分の手を握りしめ箱に何かを入れる振りをしました。
そして、思い出の海へ行くのです。
天国の階段の感想!
とうとう観終わってしまいました。まーこは日本で放送した2004年10月から2005年4月にかけて、テレビで観て号泣してからは、テレビで放送された時はもちろんの事、ビデオ屋さんで借りたり、今では配信サービスで観ます。嫌な事が有ったり、泣きたい気分の時は『天国の階段』を観てチョンソやソンジュやテファお兄ちゃんの事を思ったら何でも頑張れる気持ちになりました。
子役時代のチョンソ役のパク・シネちゃんもいじめられ役がやられてもやられても素直で優しくて観ているまーこが守ってあげたくなるようにとても上手でしたね。
またソンジュ役のペク・ソンヒョン君も笑顔が爽やかで大会社の御曹司だけど、我が儘さなところもなく、大人になったクウォンサンウのソンジュに違和感なく引き継がれたところが良かったと思いました。またテファ役のイワン君も華やかで女優のテ・ミラや意地悪な妹ユリのお兄ちゃんと思えない暗さと心に闇を抱えている様子がとても上手に描かれていたと思います。
母親は病気で亡くなりましたが優しい父親のハン教授とふたりで暮らしながら、幼馴染のソンジュがいつも身近にいて、何不自由のない幸せな暮らしをしていたチョンソでした。しかし父親の再婚を期に再婚相手の継母とその娘ユリからの嫉妬の為なのか壮絶ないじめと人生を変えられてしまう程の仕打ちの中で、けなげに生き抜く主人公チョンソ、大好きな幼馴染のグローバルグループの御曹司のソンジュがプレゼントしてくれた洋服も義妹のユリに取られてしまったり、ソンジュお兄ちゃんが留学に行ってしまう時もチョンソは空港に見送りに行く約束をしていたのにユリとミラの策略で衣裳部屋に閉じ込められてしまい、結局、ソンジュとは逢う事は出来ず、代わりにユリが行くってひどくないですか?
しかし、テファお兄ちゃんは最初から、何か闇は抱えていそうでしたがまーこには良い子の様に思いましたね。大人になってから、クウォンサンウやチェジウ、そしてシン・ヒョンジュンが演じたソンジュお兄ちゃん、チョンソやテファお兄ちゃんになり、泣かない日は無いと言う位、感情移入して観ていましたが、まーこが感じたのはこの『天国の階段』は愛が深くたくさん詰まっているドラマだと思います。
テファお兄ちゃんもチョンソも最後には亡くなってしまうので悲恋だと言えば悲恋かもしれませんが、そこに愛はあるんか?と言えば、愛が深く羨ましくも有ります。何よりもこのドラマの見どころは、チョンソの心にはいつもソンジュが居て、ソンジュの心にもチョンソしか居なくて二人は相思相愛なんです。
それは応援したいですし、このドラマを観る誰もがチョンソとソンジュはハッピーエンドで終わって欲しいと願うと思います。
しかし、意地悪なユリがソンジュの事を愛するのは別としてもう一人テファ兄ちゃんがチョンソに対する愛は無償の愛、慈しみ深い愛、身を投げうってでも尽くす愛と言っても足りない位、テファお兄ちゃんの事を思うと号泣してしまいます。韓国ドラマファンの方、韓国ドラマは観たことないなぁ~と言う方も韓国ドラマ『天国の階段』は是非、観て頂きたいドラマです。号泣間違いないですし、深い深い愛を感じたい方も絶対見て下さいね(#^.^#)
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