こんにちは、まーこです。今回はチャングムの誓いのチャングムの友人のヨンセンが朝鮮第１１代王中宗の側室として登場します。
幼いころ宮中でチャングムと出逢い、そこから親友として支え合い、助けあいながら、厳しい宮中の女官として、二人で乗り越えていきました。
チャングムが陰謀に寄り陥れられて島流しにあいますが、戻ってきたらヨンセンはなんと王様の寵愛を受けていたのですね。それからもチャングムはヨンセンを気にかけて、ヨンセンの幸せを願っていきます。
この『チャングムの誓い』のチャングムは宮中料理人としてドラマでは登場します。しかし、歴史上では、チャングムは宮中料理人として働いた事はないそうです。
あくまでも歴史上では、中宗に気に入られていた 医女だったのです。中宗実録にも大長今(テチャングム)の名前で登場しております。
チャングムの誓いのヨンセンは実在の側室だった！
『チャングムの誓い』に出てくるチャングムの親友ヨンセンは実在の側室だったのか調べてみました。
すると、ヨンセンのモデルは実在した中宗の側室淑媛李氏(スグォン・イシ)だったのですね。そしてヨンセンが中宗との間に２人の女児を産んだのですね。
貞順翁主(チョンスン・オンジュ)と孝静翁主(ヒョジョン・オンジュ)です。
女官だったヨンセンは王様の寵愛を受けて承恩尚宮(スンウンサングン）になり、王様の子供を産んで淑媛李氏(スグォン・イシ)になったのですね。
承恩尚宮(スンウンサングン）は正五品の位で女官の中では最高位なんですが、子供を産んだことで側室の中では最下位の淑媛になるそうですね。
まーこは側室の最下位よりも女官の最高位の方が肩身は狭くないような気がするのですがどうなんでしょうね？どちらにしてもチャングムの親友のヨンセンは実在の側室だったのですね。
ヨンセンが王の寵愛を受けたのはチャングムのおかげだった？
『宮廷女官チャングムの誓い』のドラマの中で、ヨンセンは同じ宮女のヨンノから、いつもいじめの対象になっていましたね。
それをチャングムがヨンセンを助ける場面も多々有ったと思います。ヨンセンはドラマ上では漢陽出身で、中人の商家に生まれました。
幼くして父親が亡くなり家業はチェ・パンスル商会に買いたたかれ、母と娘の二人の生活でしたが、病気がちの母は知り合いのツテで娘のヨンセンを女官見習いとして、母親から渡された亀を持って宮中に入ったのですね。
母親が亡くなり、泣き虫だったヨンセンはチャングムを頼りに宮中の厳しい見習い修行にも耐え抜いていったのですね。しかし、チャングムと師匠のハン尚宮が謀判の罪で済州島に島流しになってしまいました。ハン尚宮は途中で亡くなってしまいます。
そして、悲しむヨンセンは裏庭でチャングムを想いひとりで毎日泣いていました。そこに王の中宗が通りかかり、泣いているヨンセンに気づいたのですね。そして見初められ、承恩尚宮(スンウンサングン正五品)の位になりました。
しかし、それが面白くないチェ尚宮の陰謀でヨンセンの部屋を王様も気づかない宮中の端にしたり、王様の火を持って足元を照らすお付きの者に言って、ヨンセンの居る部屋の前には行かないように企てたり、ヨンセンは王様に忘れられた存在だったのです。
チャングムとヨンセンが親友だったのはフィクション！？
チャングムの親友ヨンセンが中宗の側室になりました。そのヨンセンのモデルは淑媛李氏(スグォン・イシ)です。幼い時からチャングムと一緒に宮女として働き、チャングムの良き理解者でしたね。
しかし、実際の淑媛李氏(スグォン・イシ）は宮女として宮殿で働いたのではなく、重臣の娘だったのですね。
そして、チャングムとヨンセンが親友だったのかを調べてみたところ、残念ながら、チャングムとヨンセンは幼馴染だった事もふたりとも助け合いながら水刺間(スラッカン)で女官をやっていた事もフィクションだったそうです。
幼い頃から父も母も暴君として名高い燕山君の時代に罪人として逃亡しながらチャングムを育てて居た為、、幼いチャングムには親友どころか友達も作ることを許されなかったと思います。
父も母も反逆者として殺されてしまい、自分の力で何とか母親のいた宮中で働きたいと、たまたま機会があり、王になる為にクーデターを起こす前の中宗に頼み込み母親の居た宮中の水刺間でチャングムは働く事が出来ました。
しかし、宮女になる為には厳しい修行が必要なんですね。
人を蹴落としてでも上にあがろうとする宮中の中でチャングムの支えは親友のヨンセンの存在だったと思います。
チャングムとヨンセンが親友同士で有ったことはフィクションではない事を願ったのはまーこだけではないと思いますが、チャングムが医女として宮殿に居た時とヨンセンが側室の淑媛李氏(スグォン・イシ）として宮殿に居た時は史実としては重ならず、残念ながらチャングムとヨンセンは出逢った事も話した事もない無い間柄のようですね( ；∀；)
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