『それでも青い日に』のあらすじとキャストとみどころと感想 129話

こんにちは、まーこです。今回は『それでも青い日に』のドラマの事を書きたいと思います。

それでも青い日には2015年3月2日から2015年8月28日までの月曜日から金曜日の

AM9:00~9:45分まで」KBS2で放送された第38回TV小説シリーズだそうです。

ドラマの内容は父親が同じで本妻と愛人が同じ日に女の赤ちゃんを出産しますが愛人が自分の子が不憫に思えて本妻の赤ちゃんと交換してしまう事から異母姉妹の運命が変わってしまいます。

私も観るまではあまり聞いた事のないドラマでしたが観始めたら本当に面白くてドラマに引き込まれましたよ。また本当は本妻の子供だけど、愛人の娘として育ったヨンㇶがとても素直で優しくてけなげな良い娘なんです。最高視聴率も8.8%でしたが私的には大好きなドラマです。

 

『それでも青い日に』のあらすじ

尚州の旧家イ・サングの屋敷で、同じ日に2人の女の赤ちゃんが誕生した。1人は本妻ミョンジュの娘、もう1人は愛人エシムの娘として。愛人の娘であるわが子の人生を案じたエシムは、本家の娘とのすり替えを計画するが、本家の乳母に見咎められ・・・。

それから数年。2人はジョンヒとヨンヒと名付けられ成長していった。エシムは何かにつけ本家の娘ジョンヒをかわいがり、自分の娘ヨンヒのことは叱ってばかりいた。ところがある日、エシムがイ・サングを騙して財産を持ち逃げし、同時に本家の娘ジョンヒも連れ去ってしまうという事件が起きる。取り残されたヨンヒは、イ家の平穏を壊し、すべてを奪った愛人の娘として不遇な思いをしながらも、没落した家族のために健気に頑張りながら成長していく。

その後、故郷を離れソウルに出たヨンヒは、いつか家族のため成功することを夢見て明るく働き、また名家の息子イノと、優しい兄のような存在の幼馴染ドンスとの間で心が揺れ動く三角関係の恋も経験する。
行方不明になったもう一人の娘・ジョンヒの運命は?ヨンヒは自分を見捨てた母に再び巡りあうことができるのか?       BS日テレ『それでも青い日に』HPより引用

『それでも青い日に』のキャスト

・イ・ヨンㇶ役               ソン・ハユン

・ソ・イノ役                イ・ヘウ

・チョン・ウナ役              チョン・イヨン

・パク・ドンス役              キム・ミンス

・チェ・ミョンジュ役            パク・ヒョンスク

・チョン・エシム (チョン・ドクヒ)役    ユン・ヘヨン

・イ・サング役               キム・ウンスク

 

『それでも青い日に』のみどころ感想

私がこのドラマを診たのは2015年の3月からでしたが、時代背景は主人公が生まれた1955年頃から1970年代に掛けての物語だと思います。

韓国で1970年代でしたら、二本では1960年代の背景に感じました。昔は、会社の社長や重役の本妻や愛人が一緒の時期に妊娠、出産し、愛人と本妻が同居なんて事も有ったのですね。本妻にしたら、たまったもんではないですよね。

ましてこのドラマの見どころと言えば、何と言っても愛人のエシムの悪女っぷりには、驚かされます。同じ日に生まれた、我が娘と本妻の娘を取り替えてしまい、それを知られた待女をエシムは弟と一緒に脅かし遠方へ追い出してしまいます。

それで、完全犯罪だと思うエシムですが、想いは母親なんですね。本妻の元に居る我が子、ジョンㇶばかり可愛がっていましたね。でも自分の元に居るヨンㇶの事は怒ってばかりで可愛がる事は一切なく、ヨンㇶはエシムが母親だと思っているのに愛情を掛けてもらえず育ちました。

父親のイ・サングの炭鉱が事故により、危なくなり、エシムと弟マンスはサングを騙して、財産を全部自分たちの名義に変えてしまい、本妻ミョンジュの元で育った娘、ジョンㇶを連れて姿を消してしまいます。

そこから、残されたヨンㇶは主人の財産を持ち逃げした愛人の子として、それはそれは本妻のミジョンからも虐げられて女中と同じか、それ以下のように働きました。心の支えは祖母のミンジャと兄と慕うドンスだけがヨンㇶの味方でした。とうとう高校も卒業させてもらえず、ヨンㇶは弟や妹の為にソウルに会社の副社長の家にお手伝いさんとして出稼ぎに行きました。そこでイノと出逢います。

そのイノの父親の働く会社の常務がなんとヨンㇶの実母のエシムだったのです。エシムとジョンㇶは名前を変え、エシムはドッキと名前を名乗りその化粧品会社の社長と結婚し、良い暮らしをしていました。

ヨンㇶはお手伝いとして働く家でも苦労をしますがやはり兄のように慕うイノが助けてくれます。しかし、ジョンㇶの名前を変えたウナがイノの事が好きでお手伝いのヨンㇶを疎ましく思います。

そしてこれも見どころのひとつですがエシムが昔、自分の子供ヨンㇶと本妻の子供ジョンㇶをすり替えたのを知った乳母のアンソンがエシムの居ない隙に子供たちを元に戻したのでした。アンソンはお嬢様の胸には大きなほくろが有る事をお風呂に入れた時に気づいていたのです。

アンソンは当時エシムの弟に脅かされご主人と子供と逃げる様に遠くへやられてしまいましたが、ドラマの中盤でヨンㇶたちの住む家の大家として出てきます。そこで全てが明らかになるのです。

アンソンが元に戻した事を知らないエシムは、本妻の元に居るジョンㇶが自分が生んだ子供と思い、自分の子供を残し、20年間の間、本妻の娘を自分の娘として育てていたのです。しかもジョンㇶことウナは性格も悪く人殺しもしてしまうのですね。

エシムは自分の本当の娘がヨンㇶと知って、赤ちゃんの頃から全く愛情を掛けず虐げてしまいました。自分が犯した罪とは言え、本妻の子ばかりを可愛がった人生を悔います。そして、弟や20年もの間、娘と信じて疑わなかったウナの殺人の罪を自分が背負って出頭します。

20年の刑を言い渡されます。罪を償う事、それが本当の娘ヨンㇶに対する償いでも有ると思ったのでしょうね。それとこの物語のもう一つの見どころは、ヨンㇶとドンスとイノとの三人の関係です。ドラマを観ているとヨンㇶとイノが結ばれると思った方は多いのではないですか?しかし、ヨンㇶの実母のエシムがイノの父親の死に加担していたのです。

それはイノにとってもどうしても許し難い事なんですね。イノはドンスにヨンㇶを託してアメリカに旅立ちます。

そしてウナはイノを失った辛さで精神を病んでしまい、本当の母親ミジョンの元に帰り、ジョンㇶに戻り、子供に返った精神年齢で過ごしています。

そこへ子供を連れたヨンㇶとドンスが帰ってきました。ヨンㇶとミジョンは子供の頃に戻ったように芋を焼きながら炭で真っ黒になりながら微笑み合いましたがやっと皆、本当の家族になれたのですね。ヨンㇶも初めて母親エシムから謝罪の言葉と愛情を掛けられ、過去を許す姿に苦労した分、ぐっと来るものが有りますね。

本当に面白いドラマでしたよ。こんなに面白く惹きつけられるドラマを見逃さないでくださいね(^_-)-☆

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