こんにちは、まーこです。今回は花郎のあらすじを紹介したいと思います。娘に教えてもらい、本当に面白いのか、半信半疑で観たところ、すっかりハマってしまい徹夜で3日で観てしまった程です。韓流ブーム再来と言われる今、大人気のパクソジュンや日本でも熱狂的ファンの居るBTSのテテ(キムテヒョン)や寝不足にならないように気をつけて観て下さいね。
花郎(ファラン)のパクソジュン、あらすじとアロの兄のマンムンとソヌ(ムミョン)
今から1500年前の新羅時代(24代チヌン王12年)のお話しです。ムミョン「無名」(パク・ソンジュン)は親友マンムン(イ・グァンス)と一緒に賎民の村マンマン村で暮らしていました。
村の男たちとどちらが頭か、喧嘩をしている最中、男たちから、
『親に捨てられ名前も付けてもらえなかったからムミョン(無名)なんだよ』と馬鹿にされた事を言われるとムミョンの癇に障り、得意のサイコロを投げ、鼻を殴られると思った男たちは、逃げる準備をしようとしたところでムニョンが気を失ってしまいました。
それを良い事に暴行を働こうとする男たちに向かって、親友マンムンがムニョンを助けに来ました。しかし、ボコボコにやられてしまうマンムン。マンムンが倒れたところで目を覚ますムニョン。
マンムンがボコボコにされ倒れている姿に男たちを走らせ、それを追いかけましたが、向こう岸に男たちは逃げて、掛かっていた橋を3人がかりで落としてしまいました。
ムニョンはあきらめたのか振り返ろうとしたその時、また馬鹿にした様に『親に捨てられ名前も付けてもらえなかったからムミョン(無名)なんだよ』と3人であざ笑うように叫んできます。
ムニョンは犬鳥(ケセ)と言うあだ名がある通り、3人のいる崖の向こうまで飛び越してしまいました。場面は変わり、牢獄にキム・ウィファと言う囚人がいる。自分の首に止まった虫を食べようとしていました。クミジャン(禁衛将)のヒョンチュが入り、そこへジソ太后(チンヌ王の母)が来ました。
『頭が高いぞ』とヒョンチュから言われ仕方なく返事をします。ジソ太后が『先王様の友が獄にいるとは』と言うとウィファは『先王様の間にはいざこざがございました。
私が亡き先王様のクンジュ(宮主)と通じたために』と言いました。
ジソ太后が『神国に不満があるのか?』と聞きます。
ウィファは含み笑いをしながら『息子を追い出した母がいる国です。10年にわたり摂政をしても欲を捨てられぬ母が・・・不満に思うのは当然です。』
『考えてみたか?』ジソ太后が言います。
疲れているからとめんどくさそうに言うウィファの言葉に続けて、『王の為に命を捧げる親衛隊だ』とジソ太后が言います。ウィファは『されど私兵は貴族のもの、誰が王の為に戦うと?』
と遮ります。
『貴族の子息だ』とジソ太后。そして続けて『そなたが指導せよ。父と家門ではなく王と神国に忠誠を誓うように』と『私が引き受けるとお思いで?』とウィファ。
『摂政が不満なのだろう?見事に成し遂げたら私は退こう』とジソ太后が言うとウィファは顔色が変わります。親友マンムンは生き別れの父のキム・アンジと妹のアロを探したいとムミョンと一緒に王京(ワンギョン)に行く相談をします。マンムンは昔、王京に住んでいたのです。
両親と妹と暮らした思い出の故郷でした。嬉しそうに話すマンムンにムミョンは、『明日は城壁を越えるぞ、いいな?』と聞きます。
しかし、城壁を越えた賎民は矢と槍で殺され首を切られると言います。マンムンはいつも肌身離さず付けている首飾りがあり、それで父親を探そうとします。
ムミョンとマンムンの養父ウルクは税も払わず遊んでばかりいる2人に腹を立てます。王宮では誰もチヌン王の顔は知りません。チヌン王の顔を見た者は皆、殺されてしまいます。
ムミョンとマンムンは、マンムンの父と妹を探す為に城壁を越えます。そこには噂通り、さらし首があちらこちらにあり、マンムンは怯えていました。しかし、
『妹に逢いたいんだろう』とムミョンに励まされ都に着きます。都ではキムアンジの娘、アロ(Ara)が人を大勢集めて語り部をやっていた。
アロは返してもらう筈のお金を踏み倒そうとする、酒屋の親父に腹を立て、店に置いて有る亀の酒を全部飲んでしまいました。お酒に酔ったアロは帰り道にムミョンとぶつかり靴が脱げてしまいます。ムミョンは大丈夫か?
と立ち去ろうと振り返ると馬が2頭迫って来るので慌ててアロに駆け寄り助けました。アロは、酔っていたので、挨拶も言えず脱げた靴を気にしてる間にムニョンは立ち去りました。
その頃、マンムンは一軒の旅籠に迷い込み、そこに泊まっていた王様と出くわせてしまいました。王様の顔を見た為、王様の護衛はマンムンを切ろうと馬で追いかけますが、マンムンは必死で逃げました。そこへムミョンが横から引っ張りマンムンを隠しました。マンムンがムニョンに
『俺は王様の顔を観てしまった。殺されるかも』と言ってもムニョンは王様が旅籠なんかに泊まる訳が無い』と言って笑ってとりあわないのでマンムンもそれもそうだと思いました。
ムミョンはマンムンに『お前は目立つから俺が聞いて回るから首飾りをよこせ』とマンムンの首飾りを預かります。それでまた別々の行動をしました。ムミョンは一軒の店に入り、『この首飾りを見た事がないか?』と聞きます。
店の主人は『見たことが有るような無いような、なんなら、預かりさがしますよ』と言いますが、ムミョンは『預かり物だから渡す事は出来ないが、形を良く見てくれ』と言います。
その頃、マンムンは、妓楼の前にいると、マンムンの首飾りと同じ物をしている語り部のアロを見て、妓楼の中まで追いかけます。そこで貴族にぶつかり、喧嘩をふっかけられてしまい、通行札を見せて正体を明かせと言われても明かす事が出来ずにボコボコにされてしまいます。
妓楼でボコボコにされたマンムンをムミョンが助けます。ひとりでは歩けないマンムンに肩を貸し、ふたりは妓楼を出て行きます。昼間、ムミョンが首飾りの事を聞いた、店の主人が、キム・アンジ(チェ・ウォニョン)の所に来ます。
『今日、アロさんが着けているのと同じ首飾りを持った若い者が来たんですが』とアンジは驚き、その者がどこに行ったか、聞いて歩いた。
そして妓楼に行ったが既にふたりで立ち去った後だった。それと同じく王様の顔を見た者を殺せとジソ太后(王様の母)の命令でマンムンの人相書きがあちらこちらにまかれました。
禁軍もやっきになりマンムンを探しています。そして、2人は禁軍に追われてしまい王様の護衛に切られてしまったのです。
ムニョンもマンムンも血だらけで虫の息になった所にマンムン(ソヌ)の父親が現れました。マンムンの首飾りを見て行方知れずになった息子だとわかり、ソヌと呼び傷をみてももうどうする事も出来ず、やっと巡り合えた父と子、マンムンも『父上』と一言、言ってそのまま命が尽きてしまったのです。ムニョンも泣き叫び、アンジも泣くだけしか出来ませんでした。
アンジは息子ソヌ(マンムン)のお墓を作り、ムニョンを家に連れて帰り、意識のないムニョンをアンジは懸命に治療をし意識を取り戻します。ムニョンはアンジに
『なぜ助けなかった。医者なら助けるべきだろう。あんたが』とくってかかり『あんたが賎民の村に送り俺といたから死んだ』とムニョンは自分を責めるような言葉を言います。
『会いたがっていたのに家族にあんなに会いたがっていたのに』と泣きながら言いました。元気になったムニョンにアンジは『息子が帰って来るときの為に用意した通行手形と衣がある。
それを渡すから、村に帰るなら帰れ、これで城門を通れる』と差し出しました。ムニョンは『賎民は獣のように死ねと、賎民を殺しても罪にならないのか、マンムンを殺した奴をみた。』
敵を討つつもりです。アンジは死んだ息子(マンムン)としてソヌを名乗り、アロの兄として生きる事を説得します。それはムミョンを守るためでもありました。
父から兄が帰って来たと言われても信じられないアロでしたが、アロを守る為にソヌ(マンムン)として生きる事を決意しました。
アロもムニョンに食事を用意し食事に手を付けないソヌ(ムニョン)に『生きるために食べて』と心配しソヌ(ムニョン)も『生きなければ』と思います。
ムニョンは以前、マンマン村でマンムンが妹の話を嬉しそうに話していたのを思い出しました。そしてマンムンのお墓の前で必ずお前の敵を討つと誓います。
その頃、宮殿では王様の母親ジソ太后とウィファ公が国と民の為に命を懸ける美しき忠義の戦士花郎を作り、強い国を作る計画を立てていました。そして、貼り紙が町中に貼られました。
「貴族の子息から美形の者を選ぶ」と花郎を募った。ふれ書きでした。町中の貴族の美形の男子がそのおふれの前に集まりました。太后の触れ書きに都は大騒ぎになりました。
官僚たちは自分の息子たちが王様の親衛隊になるのが許せない様子で集まっています。官僚の中にパンリュの養父ヨンシルがいます。息子達を王の親衛隊にするなら、王である真興王(チヌン王)にまず合わせて欲しいとジソ太后へ言います。アロはお金を払う為に多易書に行きました。
その時にいい仕事が有るんだけど、と言われ、割の言い話なら、是非紹介してとお願いします。多易書の主人はアロに花郎(ファラン)に相応しい美形の男性を探す仕事なんだが、とアロには難しいかな、と言う顔をするが、その仕事を引き受けるとアロが言います。店には隠れてウィファがいた。
その時、多易書にムミョンが来ましたが多易書の主人はムミョンに『首飾りの事だけど、自分がアンジに首飾りを持って訪ねて来た男が来たと教えたんだがアンジとは会えたのか』と聞きました。ムミョンはそれには答えず、剣が欲しいと言いました。
剣を手に入れたムミョンが店を出るとマンムンと自分が切られた時、朦朧としながらも見た腕輪をした、男とすれ違いました。ムミョンはその男を追います。その男とは、チヌン王(サムメクチョン)だったのです。ムミョンは腕輪の男が王様だとは知りません。
サムメクチョンは、怪しい動きをするアロを追いかけていました。ムミョンはマンムンの仇のひとりだと思いムミョンもその男を必死に追いかけます。
そして、アロがある小屋に入りサムメクチョンもアロを追いかけ、小屋に入りました。その小屋は迷路の様になっています。サムメクチョンはアロに好意があり気になって仕方がないのですね。姿を見せずにソヌ(ムミョン)とサムメクチョンは戦いますがアロを助けようとソヌはアロを連れて逃げます。そのサムメクチョンもジディと名前を変えて花郎になるのです。
またムミョンは親友マンムンの本名であるソヌと言う名前を名乗り、花郎になり、マンムンの大切な妹、アロを守って行こうと心に決めるのです。
アロを妹として守ろうとするソヌもいつしかアロを女性として観てしまいます。またジディもアロに気持ちが有るのを知って嫉妬してしまうソヌ。今後の展開はどうなるのでしょうか?
いろいろなキャストが登場し、特に花郎はイケメン男性たちが集まるのでそれだけでも目の保養になりますよ。ドラマとしても面白いだけではなく、歴史の事もわかり大人気の『花郎』です。
花郎(ファラン)のキャスト
・キム・ソヌ(ムミョン)役 パク・ソジュン
・アロ役 アラ
・マンムン(キム・ソヌ)役 イ・グァンス
・サムメクチョン(キム・ジディ)役 パク・ヒョンシク
・スンミョン役 ソ・イェジ
・只召(チソ)太后役 キム・ジス
・ソク・ハンソン役 キム・テヒョン
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