ハンヒョジュのドラマ主演『トンイ』の魅力

こんにちは、まーこです。

今回は私の好きなハンヒョジュ主演のトンイの事を書こうと思います。

トンイは朝鮮王朝第19代王、粛宗の側室となり、後の第21代王、英祖の生母となったトンイは、

実在した、淑嬪崔氏/スクピン チェシがモデルになったと言われています。

身分が下の賎民として生まれたトンイは、貧しくとも首長の父や兄と暮らしていましたが父と兄が

陰謀により、斬首されてしまったのです。

トンイは身を隠しながら父や兄の無実をはらす為、宮廷で働きますが、賢く数々の難題に挑んでい

く逞しい姿に惹きつけられます。

そんな中、ひょんな事から朝鮮王朝第19代王、粛宗と出会い、まさか王様と知らずに恋愛に発展す

るところの展開は日常的に有る恋愛で王様に背中に乗ったり、ヒヤヒヤしながらもほのぼのと

温かい気持ちになります。

また21代王、英祖の幼少期もとても優れた才能を持っていて、トンイ(ハンヒョジュ)の母親として

の役もジーンと来るものが有りました。

また韓国の三大悪女とも言われている張禧嬪(チャンヒビン)との女の闘いもすさまじさを感じまし

たがハンヒョジュ演じるトンイも迫力満点、まだ観ていない方は絶対にお薦めです。

ハンヒョジュのドラマ主演『トンイ』キャスト

・ハンヒョジュ(トンイ)

賎民から肅宗の側室になり英祖の母トンイ(同伊)、淑嬪(スクビン)チェ氏役

聡明で明るく賢く次々の難題に挑み皆んなに愛される役です。

・チジニ

朝鮮第19代王、肅宗(スクチョン)役

トンイと出会った時、自分の事を王と言えず判官と名乗り、ロマンスが生まれた。トンイと

オクチョンの間に入り優柔不断なところも見受けられます。

・イソヨン

肅宗の側室、オクチョン王妃役

景宗の母、禧嬪(チャンヒビン)韓国3代悪女と言われる禧嬪

だが、最後は死罪となる。

・ペスビン

剣契(コムゲ)の頭目チャ・チョンス役

幼い時から、常にトンイの味方、生涯トンイを守って来た。

 

ハンヒョジュのドラマ主演『トンイ』あらすじ

時代は1681年の朝鮮王朝第19代王 粛宗(スクチョン)王の時代です。

ある日、トンイ11歳は幼馴染のケドゥラと川で瀕死の高官イクホンを見つけました。

トンイに何かを伝えようとイクホンは自分を殺害しようとした者の牌札をトンイの持ってるカバン

に入れ、手で合図をし亡くなってしまいました。

トンイの父は、検屍官です。以前から親交のあった捕盗庁(ポドチョン)従事官のソ・ヨンギから、

その男の遺体の検視を頼まれました。

ヨンギは都で両班殺害は、賤民の秘密組織の反両班組織、剣契(コムゲ)の仕業と思っていまし

た。実は剣契の首長はトンイの父ヒョウォンだったのです。

結局、父と兄は濡れ衣を着せられて斬首になってしまい、いつもいろいろ助けてくれていた

チョンスも連れて行かれてしまいました。

父と兄の汚名を晴らす為に兄が慕っていたソリの力をかりて、トンイは宮廷の掌楽院の奴婢になり

ます。はじめて宮廷に行った時に亡くなったイクホンが自分のカバンに入れた碑札と同じ物を

持っていた宮女がいました。その宮女を探そうとしますがなかなか見つかりません。

大人に成長したトンイはとても聡明で明るく賢い女性として、誰からも頼りにされる存在になりま

した。しかし、鍵となる女官はまだ見つかっていません。亡くなっていたと思っていたチョンスが

生きていて、宮中のトンイを陰ながら助けます。トンイは父と兄に必ず汚名を晴らすと誓います。

ある日の夜中、トンイは人に見つからないようにヘグムを弾いていました。ところがその音色を聴

いて、魅せられた粛宗がヘグムを演奏している者を内官に探せと命令したのです。奴婢がヘグムを

弾いていたとなれば罪になると思い鋳銅所に主簿のジュシクの計らいで行くトンイ。そこに宮女が

持っていた碑札と同じ物の型を見つけるが、すれ違いで持ち主を探し当てる事は出来なかった。

その頃、一度宮中を追放されたオクチョンが宮中に戻る事になっていました。

オクチョンを見たトンイはオクチョンが7年前、碑札を持っていた女官ではないかと思い探りを入

れていましたが背後から殴られてトンイは気を失いました。

気付くと同じ部屋で人が死んでいました。

トンイが第一発見者になってしまったのです。。証拠を探しているところで初めて粛宗と会いま

す。粛宗は王だと言うことを名乗れず漢城府の判官だと嘘をついてしまいました。

しかし、命の危機にさらされた時に自分が王だと名乗りますが判官のかっこうをしている粛宗の事

を誰も信じてもらえない事もありました。

しかしトンイのおかげでその場は助かりました。

最初はチャン尚宮(オクチョン)もトンイに助けられ、トンイの事をそばに置こうと思っていました

がオクチョンの中に欲や嫉妬が現れてきて、トンイと対立してきます。

トンイも粛宗の寵愛を受け側室になり、クム(延礽君 後の第21代王英祖)を厳しくも大切に育てます。

クム(延礽君 後の第21代王英祖)は7歳にもならない歳で大学や中庸を習得する程の才能がありま

したがトンイはそれを隠そうとします。クムが命を狙われないようにです。

オクチョンはイニョン王妃に呪いを掛け亡き者にしようとしますが呪いの道具をヨニングンに見つ

かり、 証人を殺そうとするがトンイの機転で助かりました。

オクチョン(チャン・ヒビン)の悪事を解明し、最後はトンイに世子を頼むと毒を飲みました。

遠くから粛宗も見ています。最後までオクチョンを信じていた粛宗だが・・・

 

ハンヒョジュのドラマ主演『トンイ』ネタバレ最終回

民のために宮殿をでようとする淑嬪(トンイ)は幼いころからの様々な出来事を思い出します。

幼馴染のケドゥラ達と遊んだ事、

父や兄の事、貧しいながらも皆で助け合って生きて来た事。

宮殿では皆が淑嬪を引き留めようとします。仁元(イヌオン)王妃まで何とか宮殿に留まって欲しく

説得に来ます。『王宮で暮らして来た者は外の世界は耐え難い』と言って引き留める仁元王妃に

『王妃様、私はハンチョン村で育った賤民です。お忘れで?梨峴宮(イヒョングウ)も私には贅沢な

ほど、ご心配なさらずに』と言います。そして王妃は自分と延礽君の為かと聞きなすが淑嬪は

『他にも理由が、宮殿を離れる事が長年思い描いていた私の夢であります。』

粛宗が引き留めてもダメでした。

淑嬪は粛宗に『私は宮殿に来たのは生きるためでした。父と兄が殺され追ってから逃げるのは宮殿

しかありませんでした。そして王様と出会いました。言い尽くせぬ程、感謝しております。

子も授かりました』

それでも引き留める粛宗にもう一度生きるために宮殿を出て、父や兄と同じように貧しい人々の為

に働きたい、最も弱い人たちの為に行きたい。その姿を息子の延礽君に見せたいのです。と言う

言葉にあそこまで言われたら、王様も渋々、承知します。『トンイ、薄情な奴め、どこまでつれな

いのだ』と心の底ではおもいながらも。

延礽君(クム)後の英祖)も泣きながら『母上と離れて暮らすのは嫌です。一緒に暮らしたいのです。

これからは王妃様が母上になると聞きました。母上は私を捨てるのでしょう。』

『クム、そうではない、今でも私は母だ。たとえ死んでもそれは変わらぬ。お前は私の大事な息子

だ。だからもう泣くな、そして母との約束を忘れるな、王妃様を心からお慕いしろ、これからはこ

の母より王妃様に心を置きなさい』幼い延礽君(クム)も母の切なる願いにじっと堪えていました。

そして世子(景宗オクチョンの子)様も『延礽君は可愛い弟です。私が守ります。そしてありがとう

ございます。淑嬪のお心遣いは決して忘れません。』と言われる。皆に見送られトンイ(淑嬪)は

ポン尚宮たちを引き連れて宮殿を出て行きました。

しかし、粛宗もすぐ、トンイに逢いに行き、外の世界に戻り、嬉しそうなトンイに腹を立てますが

『王様は私の全てです。』と言われ機嫌を直します。

ある日、トンイは男たちを集めて、梨峴宮の塀を壊す様に頼みます。戸惑い躊躇する男たちを尻目

に『私が手本を見せよう』とトンイ自ら塀を壊します。そばに居たポン尚宮は驚きますがトンイは

やめません。それから1年後、隔たりを無くした梨峴宮は自由に村の住人が相談に来たり助けを求

めに来ます。

その日もたくさんの村人がわんさか押し寄せています。

そこへ一人の少女ヨリがトンイの元へ来ます。父親が役人に無実の罪で連れて行かれ、打ち首にさ

れそうだと言う。『誰かに濡れ衣を着せられたのかもしれぬ。役所に行って調べてみよう』と言

い、監察府に行き事件を調べます。不自然な点が遺体に有る事を気付き、捕盗庁の牢屋にいる、

ヨリの父親に会いに行くと拷問された姿をみて、『なぜこのような事をするのだ』と怒り、ヨリの

父親に濡れ衣は必ず晴らして助けると約束します。

ある日、粛宗が梨峴宮を訪れるとトンイが鼻血を出していました。粛宗は慌てて宮中の医師に診せ

ました。脈をみてご苦労されていると思いますが、問題はないですとの診断をされ粛宗はほっとす

るのと同時にもしまた鼻血をだすような事が有ったら宮中に戻るようトンイに約束させます。そし

て、何か有れば力になると粛宗はトンイに約束してくれました。

 

そしてヨリの父親は無実が証明されヨリの元へ帰る事が出来たのです。この親子も淑嬪様

(トンイ)に泣きながら感謝を伝えます。

村人達が梨峴宮に集まり、淑嬪様のお誕生日に東屋を贈りたいとたくさんの村人たちで作っていま

す。みんなが淑嬪様に助けられ、その恩返しにとの事です。そこへ、お誕生日を一緒に過ごそうと

師匠に連れられて延礽君(クム)が来ます。「延礽君、今日のこの光景を忘れないように。聖者の教

えよりも尊い教えだからです」母が皆に慕われている姿を見て、そんな母が誇らしく、自分にその

生き様を見せようとした母の心情を察します。

粛宗はトンイに誕生日に高価なプレゼントを買ってやりたく出店に行くが、トンイはひとつだけ

買ってもらいます。粛宗は物足らずもっと買ってやろうとするもトンイから飢饉で民が苦しんでい

る時に贅沢な物はいらないと断られます。粛宗も仕方なく諦めます。

そこへ物取りが逃げて行きます。トンイと粛宗は追いかけて、塀をよじ登ろうと粛宗に馬になるよ

うに促します。粛宗はわれは王だ。王を馬にして乗るのかと腹を立てますが、トンイは今、そんな

事を言ってたら賊は証拠を燃やしてしまいます。あなたは今、王なのか男なのか、早く馬になって

とせかします。そして、昔出会った時の様に王様の背中に馬乗りになり塀をよじ登ろうとします。粛宗は『捕盗庁はまだか』と・・・

そして、そこで未来になります。

そして歳月は過ぎ

第21代王英祖の時代になりました。

英祖は母(トンイ)のお墓の前で「余は母上のためにも王の中の王になります」と誓うのでした。

なんと傍らには内禁衛将となったチョンス兄さんがいました。英祖の言葉をうれしそい微笑みを浮

かべていました。

その時、不審な足音が聞こえてきます。

チョンス兄さんが足音を追いかけると木の下に女の子がいました。「手間賃なしで虫をとってい

た」と言いました。

「昭寧園(ソリョンウォン)で虫を取っていました。淑嬪様のお墓なんです。淑嬪様は賤民のため

に尽くされた方です。私の父からもお金は取るなと言われています。」

トンイのお墓が村人に守られていると思い、チョンス兄さんも嬉しそうに女の子に礼を言い、「そ

の心があれば尊い人間になれるだろう。」と言いました。

女の子は「えっ!私が? 私は賤民だから尊い人間にはなれないです。」「それはどうかな、尊い

志を抱けばそれはかなうのだ。」とチョンス兄さんはトンイを思い出しながら言います。

その後、女の子は父にその事を話します。父親が呼ぶ女の子の名前は‟トンイ”でした。

そして、場面が変わり、トンイと粛宗が2人で手を取り、微笑みながら歩いています。

きっと天国への道を2人で歩いているのだと思います。

 

ハンヒョジュのドラマ主演『トンイ』感想

とうとう観終わってしまいました。60話も有るのにあっという間の感じです。

賤民として生まれ、貧しい生活の中でも父や兄や兄のようなチョンス兄さん達と明るく聡明に

生きて来たトンイ。

本当に凄いと思います。貧しさの中、蓮の花のように泥水の中でも凛とした花を咲かせた生き方を

し、観終わった時、大切な物を心に残してくれたような感覚になりました。

父親と兄が無実の罪で斬首に合いどれだけ無念だったでしょうか。慟哭の悲しみだったと思いま

すね(涙)

周りの助けで、宮廷の掌楽院の奴婢になりましたが最初は不安と戸惑いもありながら、持ち前の

明るさ、賢さ、聡明さで次から次へと起こる難題に挑んで行きます。

兄の様に慕っていたチョンス兄さんも亡くなったと思っていましたが、生きているとわかった時は

トンイ同様に嬉しかったです。

トンイは身を隠しながら父や兄の無実をはらす為、宮廷で働きますが、数々の難題に挑んでいく逞

しい姿に観ている私たちにも希望を与えて貰っているようでした。

粛宗と出会い、まさかの王様とは知らず、王様も身分を名乗らずとっさに判官と言ってしまい、 

トンイもそう思い込んだ為、振り回される王様の粛宗とその掛け合いでは、私たち観る者にも

微笑ましい笑いを貰いました。

トンイは、判官が王様と知った時には焦りと驚きが伝わって来ましたね。

王様の寵愛を受けてからも側室になるまでの葛藤や次から次へと起こる陰謀に立ち向かい

オクチョンや悪徳官僚からの陰謀にも負けず息子クムを守る母親としての強さにも感銘を受けまし

た。結局、オクチョンは王妃を呪いで死なせようとしましたが、王様にもわかってしまい

オクチョンの最後は毒を飲み亡くなりました。悪女と思いながらも悲しい場面でしたね。

亡くなるまえにトンイに息子の事を宜しく頼むと頼んで逝きました。オクチョンにとっても最後に

はトンイが一番息子を託せる程、信頼を持てる存在だったのかもしれないですね。

そしてその後も悪徳官僚を排除し、やっと落ち着いて王様のそばに居られると思ったら、今度は、

村人の為に生きたいと宮殿をでで梨峴宮に住み、しかも塀を自ら壊し、誰でも自由に来れるように

します。そして、困っている人や苦しんでいる村人の為に働きます。

幼いヨリが父親が無実の罪で役人に連れて行かれたとトンイのところに来た時は幼い自分と重なっ

たのかもしれません。

どんな事にも、諦めずに人の為に尽くし、働く姿に感銘を受け、勇気をもらいました。

お誕生日に村人からの東屋のプレゼント、そこに村人の心があります。ひとり、ひとりがトンイに

助けられ、何か恩返しをと思い、村人総出で東屋を作り、トンイも村人の気持ちを汲んで喜びま

す。

その姿を息子のクムが師匠と共に観ていました。師匠の言葉も心打たれ、クムが、母親トンイに

言った言葉は更に心打たれます。

それをまた王様が遠くで観ていて頷いています。

トンイの誕生日に王様も贈り物がしたく、出店でトンイの喜びそうな物を探します。しかし、トン

イは『飢饉で苦しんでいる人が大勢いるのに贅沢な物はいらないです。』と王様もその言葉を聞い

て、渋々承知します。

そして、盗賊をみつけ、出逢った頃のように王様を馬にして…

そこで、場面が変わり可愛かったクムが第21代王 英祖になり、トンイのお墓参りに来ました。

英祖の傍らには驚く事にあのチョンス兄さんがいます。チョンス兄さんが、居るとホッとします

ね。不審な足音がするので、チョンス兄さんが、足音の方まで、行くと、トンイの子供の頃に

そっくりな子が虫を取って、いました。

トンイのお墓に変な虫がつかないように村の子供達で守っているとの事のようです。チョンス兄さ

んも嬉しそうです。

その娘も、父親にトンイと呼ばれていました。

トンイを見終わり、自分の人生感が変わったと言っても過言ではないような壮大なドラマでした。

皆さんも弱気になったりモヤモヤした気分の時こそトンイを観ると勇気と生きる力をもらうドラマ

です。是非お薦めします。

 

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