王になった男は実在の人物?実話?映画とドラマの違いは?

こんにちは、まーこです。

今回は『王になった男』のお話を書きたいと思いますが、この王になった男はヨ・ジングとイ・セヨンが主演のドラマ版とイ・ビョンホンとハン・ヒョジュが主演の映画版があります。

同じタイトルと朝鮮王朝第15代王光海君をモチーフにしているのですが、演じている役者も違うせいか、映画もドラマも両方、観ると違う物を観たように楽しめるお話しだと思います。

光海君をモチーフにした王様はイ・ホンと言い、15日間の間、王様の影武者として替え玉ハソンが王として政収をしていきます。

そこが史実とは違いますが、その替え玉がコミカルで面白く大笑いする場面も有ったり、言葉や行動

で、重臣たちを感動させたり、こんな王様がいたら良いな〜と思わせてくれました。

王イ・ホンがゲシを飲まされて、倒れてしまいました。

王様が危ないと知られれば敵の思うつぼになってしまうと、重臣のホ・ギョンがハソンを説得し(お金で)王の影武者になって欲しいと頼みました。

15日間だけの王様でしたが、本物の王様よりも王様らしく堂々と民の為に政収します。

また王妃の兄を助けたり、王様の人格全てが違うので、だんだんとバレてしまうのです・・・

皆さんにも観て欲しいですが、とても感動するお話しでしたよ。

王妃が冷徹な本物の王と思いやりのある替え玉のハソンの間で揺れ動いてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、映画の王妃役はあの笑顔が素敵なハンヒョジュが演じています。

しかしハンヒョジュはこの映画では、いつも悲しい顔をしていましたね。偽物の王様があまりにも良い王様だったので、戸惑っていましたね。なんせ顔が瓜二つなんですものね(-_-;)

王になった男の映画とドラマの違いは?

まず、映画版とドラマ版の違いは映画版では実在の光海君が主人公として、王としての苦悩や恐怖を上手に描いていますが、ドラマ版では光海君統治時代が背景になってはいてもイ・ホンと言う架空の人物が主人公として、史実に縛られず、王と王妃の恋愛事情やドラマチックな展開も満載です。

同じイ・ホン役でもドラマ版のヨ・ジングと映画版のイ・ビョンホンとでは年齢差が20歳もあるみたいですね。

俳優の違い、それだけで、同じ人物の事を描いてもでもイメージが変わってきますよね。また内容もドラマ版と映画版では違うのでどちらを観ても2度楽しめる内容になっています。

確かにドラマ版は全24話版と16話版があるので、家族構成やイ・ホンの生い立ちの事など、フィクションで有りながらもいろいろな展開があり、ゆっくり楽しめますが映画版の『王になった男』も絶対に観て欲しいと思います。

どうやら、ドラマ版は映画版のリメイクらしいので、映画の方が原作に近いのだとは思いますが、イ・ホンと王妃の出会いやなれそめ等、恋愛に発展していく様子などワクワクしながら楽しく観れるのはドラマ版だと思います。しかし映画版は、イ・ビョンホンと大好きなハン・ヒョジュが主演と聞いただけで私、まーこは引き込まれてしまう程の貫禄ある映画だと思いました。

 

王になった男は実話?

王になった男の映画版もドラマ版も史実の基づいたフィクションのようですね。朝鮮王朝第15代王光海君をモチーフに描かれた物語ですね。

このドラマや映画の主人公は王イ・ホンと言う架空の人物ですが、内容は光海君の史実に基いている内容にもなっています。

宮殿の陰謀やいつ自分も殺されぬかわからない恐怖に怯えている王イ・ホンは15日間の間だけ賤民のハソンが王イ・ホンの代わりを務めたお話しです。

この部分はフィクションだと思いますが、実際に光海君が王様の時代に空白の15日間が有ったそうですよ。

映画版の役者がイ・ビョンホンとハン・ヒョジュが主演のせいか迫力があり、映画の大ヒットにより、暴君といわれた光海君への関心も高まってきているようですね。

王になった男は実在の人物?

はい、何度も書いていますが、『王になった男』朝鮮王朝第15代王の光海君をモチーフにしており、映画『王になった男』はイ・ビョンホンが主人公光海君を演じております。光海君は第14代国王宣祖の次男です。

宣祖には14人もの王子がいたのですが全てが側室の男児で正室には王子がいなかったのです。母は宣祖の側室の恭嬪金氏ですが光海君の上には臨海君と言う兄がいたのですが、臨海君には人望も無く、世子の器では無かったのです。

そして壬辰倭乱で臨海君は加藤清正の捕虜となってしまいました。そしてようやく、世子になった光海君ですが、世子冊封するには明の許可(誥命)が送られて来て正式な世子と認められてもらえるそうです。

明は長男の臨海君がいると言う事で父親の宣祖は光海君が世子になる事を認めたのですが宗主国が認めてくれませんでした。

そんな時に正室の懿仁王后が亡くなると18歳の仁穆王后金氏が宣祖に嫁いできたのです。そして永昌大君を産みました。宣祖にしたら初めての嫡流の王子を得たのです。

それにより光海君の立場が危うくなるのです。そんな時に宣祖が亡くなってしまいました。小北派は永昌大君を即位させて垂簾聴政を行うように勧めますが光海君は永昌大君や貞明公主、仁穆王后も必ず守からと約束し朝鮮第15代王に即位しました。そして、歴史上、有名ですが即位したものの王位を脅かす存在は消してしまいます。

まずは兄の臨海君、そして、永昌大君を擁立させる動きがあると思い仁穆王后の父親を自決に追い込み、永昌大君を流刑の上に蒸し殺しにしてしまいます。その上、仁穆王后の尊称まで廃し西宮に幽門してしまいます。

この様に光海君と大北派は脅威となった者を次々と排除しましたが、たくさんの命が犠牲になり、その恨みを買い、やがてクーデターが起こり、仁祖に王位をはく奪されました。しかし、暴君と言われた光海君ですが、政治的にはたくさんの実績を積んでいるようですね。

この『王になった男』の光海君は実在の人物でしたね。それにしても酷い王様だったのですね。

王になった男の映画版のあらすじは?

この『王になった男』の映画版は2012年に公開されました。主演はあのイ・ビョンホン、初めての時代劇に挑戦した作品のようですが、この作品は一人二役の役です。孤独や恐怖心と闘う王様の姿から、また平民のコミカルでちょっとバカっぽい役から表現力豊かで多彩な才能をもつイ・ビョンホンが演じる光海君もとても良かったです。

この『王になった男』の映画版あらすじを書いてみようとおもいました。

朝鮮王朝第15代王光海君はかつては民を想う聖君と言われていました。しかし、王位を奪われないかと、政敵の陰謀に怯えるようになり、周りの誰がも信じられなくなっていきます。そこでしばらくの間,王様そっくりの影武者を探します。

そしてハンソが妓生宿で妓生と遊びあるいているところを王の側近のホ・ギュンの目に留まり王宮に連れて行かれました。

ハンソと対面した光海君は3日に1度の影武者として雇う事にしました。またハンソも高い賃金に目がくらみ影武者になる事を承知しました。

ハソンは王としての礼儀作法やそれぞれの大臣の性格や特徴をホ・ギュンや世話係のチョ内官から徹底的に教え込まれました。

そんなある日、光海君は毒を盛られて、床に伏せてしまい、身体が回復するまで、影武者のハソンに身代わりを頼みました。しかし、バレるのを恐れて王妃にも逢ってはいけないとハソンはホ・ギュンに固く約束をさせられてしまいました。しかし、ある夜、王妃が光海君の寝床を訪れます。反逆罪で捕らえられている王妃の兄の無実を訴えにきたのでした。

影武者の王様(ハソン)は本物の冷徹な王様と違い、苦しんでいる民や悲しい思いをしている人をみるとほっとけないのです。

まして王妃はいつも辛く泣きそうな顔をしていて全く笑顔がみられません。影武者の王様(ハソン)は

眩しいくらい神々しいの笑顔を見せない王妃を笑顔にしたかったのですね。

この王妃の役はハン・ヒョジュが演じていますが、何とも切ない演技もどんな役でもハン・ヒョジュが演じると涙が出るほど切なくなってしまいますね。今回も偽物の王様ですがその優しさに王妃の心も偽物の王に動いたと思いますが、どうする事も出来ない切なさに思わず、泣いてしまいます。

今までも光海君が登場するドラマはいろいろ観ててもちろん王妃もドラマの中では重要な役で出ていますが、やはり、ハン・ヒョジュの王妃役は何とも言えず素敵でした。是非、映画版の『王になった男』も観て下さいね。

王になった男のドラマ版のあらすじは?

朝鮮王朝時代に道化師のハンソは妹たちと芸を磨き上げながら、全国を旅をしていました。

そして、漢陽(ハニャン)では、王様をからかうような芸を民衆に観せているところをたまたまそこに居合わせた王の側近イ・ギュはその芸をやめさせようとするが、仮面を取ったハソンを観てイ・ギュは驚きました。なんと王をからかうような芸をしていた者が王にソックリ、瓜二つではないですか、

ちょうど王宮ではいつ殺されるかもしれないとびくびくしている王様の側近イ・ギュは王の為に影武者を探していたのだと思います。王宮に連れて行かれたハソンだが、宮中に渦巻く陰謀を察知して宮中を逃げ出すのですが庶民が苦しんでいる現実を知り、王の振りをしながら、庶民の為に何かできる事はあるのでは?と思える様になりました。そして、王妃のソウンは冷たい王様から少し距離を置いていましたが、ハソンが王様になりすましていると、王妃も次第に惹かれていきます。

映画と違いドラマは長いので細かい事も詳しく回を重ねるたびにわかってきます。王妃も側近たちも王様が優しくなり、心を開いていくのです。その後の展開もとても面白いですよ。(^_-)-☆

 

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