こんにちは、まーこです。今回はチャンオクチョンの事を書こうと思います。チャンオクチョンは 張禧嬪(チャンヒビン)とも言って朝鮮三大悪女のひとりです。
チャンオクチョンのテレビドラマは2008年にチェ・ジョンミの小説を基に2013年4月8日~2013年6月25日にキム・テヒとユ・アイン主演で韓国で放映されました。最高視聴率はなんと!11.4%も有ったのですね。
またハン・ヒョジュ主演の『トンイ』ではイ・ソヨンがチャンヒビン役をやり、トンイと粛宗を間にして女の闘いが勃発するような激しい気性のチャンヒビン、最後は粛宗により賜毒を飲まされ死罪になってしまう悲しい運命だったようです。
チャンオクチョンは実話?
チャンヒビンが出ているドラマもたくさんあります。中でもキム・テヒ主演のチャンオクチョンは史実を盛り込んだフィクションですが、チャンオクチョンの若い頃や家族構成や時代背景、どの様にして朝鮮王朝第19代王の粛宗と出会い、寵愛を受けたかが良くわかるドラマですね。
朝鮮王朝をゆるがした朝鮮三大悪女のひとり、オクチョンはその美貌と知識あふれる才能があり、27歳で粛宗をも虜にしました。(これは実話のようです)
そして針房内人(チンバンナイン)として宮中に入ったのも実話に添ったお話しだと思います。所々、フィクションの中に実話を盛り込んでいるような感じですが最後にチャンオクチョン(張禧嬪(チャンヒビン)が自害をします。そこも実話に基づいていますね。
チャンオクチョンは実在の人?
チャンオクチョンは実在の人ですがオクチョンのドラマは史実を基にしたフィクションだと思います。
チャンオクチョンが生まれた年は1659年でドラマではオクチョンの家族は錢民で、それを知られた為にオクチョンの仕事が減ってしまった事になっていますが実際は賤民はなく両班と賤民の間の平民だったみたいですね。
配偶者は李氏朝鮮第19代王粛宗です。そして子供は第20代王景宗です。
チャンオクチョンはドラマと一緒で時期は不明だがドラマと同じで針房内人(チンバンナイン)として宮中に入った。
そして宮中で粛宗と出会い、寵愛を受けたのでした。そして1701年に仁顕王后が病気で亡くなると、西人派は仁顕王后が亡くなったのはチャンオクチョンが巫女を使って呪詛をしたとの事がわかり、1701年11月19日、チャンオクチョンは42歳の時、大好きだった粛宗から賜薬により 処刑された。
チャンオクチョンのあらすじ
チャンオクチョンのドラマでは、韓服の仕立てでは人気の有る仕立屋を営むオクチョン、このころは、心優しく聡明な女性の様に感じました。ミン家のお嬢様(後のイニョン王妃)が世子嬪選びに着る服を注文しに来ました。
『他の者は入れない約束だけど』とお付きの者が厳しい口調で言います。着る物にも気を遣う。それ程、世子嬪選びは皆さん必死なんですね。しかし、ミン家のお嬢様は自分には伝統が感じられないと購入せずに帰ってしまいます。
その時、賤民の使用人チェが飾り物を盗んだ事がわかり、オクチョンはチェに『あなたが盗んだ事にならない良い方法がある。それは、私があなたにこれをあげればいいの』と手渡します。今回だけよと言って帰すのです。そのチェこそ名作ドラマ『トンイ』のモデルになった淑嬪 崔氏(スクピン チェシ)だったのです。
そして、場面が変わり、母親が両班のチェ・サソク家の使用人で働いていますが旦那様と話をするだけで引っぱたかれて、ことごとく夫人から嫌がらせを受けます。
オクチョンが芙蓉亭で見事な今で言うファッションショーを成功させた頃、チェ・サソク家の夫人が来て、オクチョンに水を掛け、『「一賤則賤」親が奴婢なら子も奴婢、我が家で働くべき女がよくも偉そうなマネを』と宴を男たちによりめちゃくちゃにされてしまいました。
賤民で有る事が噂になり、仕事の依頼が途絶える様になってしまいました。 オクチョン、本当に可哀想ですよね。
王宮では世子イ・スンの為に世子嬪選びが始まろうとしています。そんな時に密かに世子嬪候補に逢いに行こうとするイ・スン屋敷に入るとオクチョンが待っていました。そして、身体の寸法を測ります。これが後の粛宗とオクチョンとの出会いだったのですね。
チャンオクチョンの感想
チャンオクチョンの役をやったのはキム・テヒですね。とてもきれいな方で惚れ惚れ
してしまいます。このキムテヒですが私の大好きな「天国の階段」の意地悪なユリ役をやったのですね。このキムテヒ,こんなに綺麗なのに悪役が板についていますね。しかし、このテレビ ドラマ チャンオクチョンのドラマでの最初はとても明るく聡明で知識豊富で、何を言われても動じない真の強さもありましたね。それが、宮中に女官とし勤めてから、王様に寵愛を受けてからは観ているものが驚くくらい変わっていきましたね。そしてこのチャンオクチョンの見どころがもうひとつあります。
あの有名なドラマ『トンイ』のモデルになった淑嬪 崔氏(スクピン チェシ)も登場しますがこの『チャンオクチョン』ではトンイが悪役でオクチョンを陥れる役なんですね。ハン・ヒョジュ主演の『トンイ』を観た方はあの正義感が強く聡明で賢いトンイとちょっと違う悪賢いイメージを持ったのではないでしょうか?
後は最終回が悲しかったですね。粛宗(スクチョン)はオクチョンに頼まれて自害を命じます。しかし粛宗(スクチョン)はオクチョンをチスと一緒に清に逃がそうと考えていてチスもオクチョンを宮殿から逃がすのに成功したのにオクチョンは死ぬつもりで戻って来て賜薬を飲んでとうとう亡くなってしまいました。うーん、何とも悲しいお話でティッシュを手放せませんでした。
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