こんにちは、まーこです。『オクニョ運命の女』はMBCで放送された16世紀半ばの李氏朝鮮王朝時代が舞台の韓国のテレビドラマです。
なんと、韓国歴史ドラマの巨匠あのイ・ビョンフン監督が手掛けた名作なんですね!
『オクニョ運命の女』の主人公オクニョは監獄で生まれたのですが、生まれつきに驚くほどの才能があり、囚人たちから法や易教なども次々と身につけていきます。
そして成長し、母の死の真実を知ろうとするが、国を動かすほどの陰謀や企みに巻き込まれていく
オクニョだが・・・
オクニョは典獄署(チョノクソ)監獄で産まれ育ったのですね。
囚人に取り上げられて、囚人の皆で名前を決め、幼い頃から囚人と共に育ったオクニョですが稀な才能の持ち主で囚人から武芸や知識を学んでもすぐに取得していき、また聡明で優しく育っていきます。そのオクニョの父親と母親は誰なのか?
とても面白いドラマなので是非、観て下さいね(#^.^#)
オクニョの父親の正体は誰?
ドラマを観ていると次々と謎の物が出てきます。
例えば養父がオクニョの母親から死に際に預かった指輪や髪飾りです。それはドラマの半分くらいからドラマチックに描かれますがそれこそがオクニョの父親の手掛かりとなる物なんですよね。
オクニョの父親は誰か?ドラマの冒頭で母親のカビと一緒に刺客に追われて逃げる男性がいましたがカビを助けるために自分が身を持って刺客と戦い、その間にカビを逃がします。
その人こそオクニョの父親かと思いましたがドラマを観続けて行くうちにその人は王室を護衛する内禁衛官だったようで、オクニョの父親では無かったのですね。
では誰が父親なのか?父親の正体は?謎でしたね。このドラマの時代背景では、第13代王の明宗が王様として登場が多いようです。オクニョとのロマンスもちょっと期待していたのですが・・・
なんと言っても明宗の母親はあの朝鮮3代悪女よりも悪女っぷりが凄いと言われて居る文定王后なんですね。
明宗が王になったのは8歳の時だと言われているので、母親の文定王后が実権を握っていました。しかも明宗が大人になってもまだまだ実権を手放せなかった文定王后です。
冒頭の謎の指輪はオクニョの母親カビが宮中の女官だった印の指輪だったのですね。そして、謎の髪飾りは何と王様からご寵愛を受けた印の王様から頂いた物だったのです。
実は、オクニョの父親は朝鮮第11代王の中宗だったのです。と言う事は、オクニョは翁主で王女様だったのですね。
明宗とは異母兄弟になってしまいますから、ロマンスなんて事はやはり無かったですね。
明宗もオクニョを守る為にオクニョを女官にし、側室にすることまで考えましたがまさかの異母姉だったとは・・・
でもそれを知った時は違う意味で明宗は心強かったのではないでしょうか。
オクニョが父親の正体を知るまでの間には様々な陰謀に巻き込まれ、命を狙われながらも強さと信念を持って生き抜いていくところは、オクニョの魅力を感じますね。
オクニョの母親はなぜ追われ殺されたのか?
ドラマの冒頭でオクニョの母親カビは元内禁衛将のイ・ミョンホンと刺客に追われて逃げていましたが身重の身体で逃げるのは本当に大変だったと思います。
イ・ミョンホンがカビを命がけで守り、護衛としていたから、何とか傷を負いながらも典獄署(チョノクソ)まで逃げられたのですね。
そして典獄署にいる囚人のケトンが赤ん坊のオクニョを取り上げたのですね。しかしその後、母親のカビは亡くなってしまいます。その時、典獄署のチョンドゥクにオクニョの母親カビは形見の指輪と髪飾りを託したのです。
それからも典獄署のみんながオクニョを可愛がり、オクニョが困らないように様々な知識を植え付けていくのですね。
大人になったオクニョはたくさんの困難や辛苦を味わいながらもそれに立ち向かっていく勇敢な娘になりました。
養父のチョンドクからオクニョは母は囚人で難産の為に亡くなったと聞かされて育ちましたがある時、母親は囚人でもなく難産で亡くなったのではないと知り「母は囚人ではないなら、なぜ追われて
殺されなければならなかったのか?」と母親の死の真相を究明していきます。そして、囚人から武芸を学びます。
そして40話で母親と刺客に追われながらも一緒に逃げたイ・ミョンホンから真実を聞かされたのです。
ミョンホンは生きてオクニョに連絡をしてきました。そして、オクニョの母カビの事、オクニョの出生の事を話し始めました。
オクニョの母親のカビは女官だったのです。そして第11代王の中宗から寵愛を受けていたそうです。
ミョンホンはオクニョに逢い万感の想いで王女様と呼ぶのです。
そしてなぜ母は逃げなくてはいけなかったのか尋ねます。
ミョンホンの話しはまたオクニョを驚かせました。
宮中で女官として働いているカビと内禁衛将のミョンホンは愛し合っていたのです。しかし、宮中では女官と王様の臣下の恋愛はご法度で禁止され、死罪に当たる程の罪だったのですね。
カビはミョンホンにふたりで逃げようとも話しますがミョンホンはそんなことをしても幸せになれないとカビをたしなめます。
ある日の事、カビは当時の文定王妃が当時の世子の仁宗の毒殺を企てているところを目撃してしまうのですね。
文定王妃がまずいところを見られたと思い何とか、その女官を探して殺さなければと必死だったのでしょう。逃げる時に落とした物を頼りに女官を探そうと文定王妃は他の全ての女官たちを拷問してし、その女官を探そうとします。
そんな時、カビは王様(中宗)と出逢いそして王様から寵愛を受けます。そして王様はカビを側室にしようとしましたが文定王妃が自分を見たらあの時、目撃した女官だとわかってしまい、殺されてしまうと思い、カビは内禁衛将のミョンホンに相談し、二人で逃げることにしたのです。
逃亡生活の中、カビの妊娠が発覚しミョンホンはカビが王様から寵愛を受けた事を知り、自分の気持ちを捨てて、カビとお腹の子供の命を何とか守ろうとしたのですね。
しかし、追っ手が迫り、都城に行くようにカビに言い、ふたりは離れ離れになってしまったと、
ミョンホンはオクニョに告白しました。オクニョは泣きながらその話を聴いていました。
何とも悲しい話ですよね。( ;∀;)
オクニョのその後の王様との関係は?
オクニョの母カビとイ・ミョンホンは文定大妃の弟のユン・ウォンヒョンが放った刺客に追われ、一緒に宮殿を逃げたがそこで中宗の寵愛を受けお腹に子供を身籠っていることをイ・ミョンホンに打ち明けました。真実を知ったミョンホンはカビとお腹の子供を守ろうと必死だったのですね。
追っ手が迫る中、カビに都城に逃げる様に言って、ミョンホンは追っ手を遮りました。
ミョンホンと別れたカビは痛手を負いながらも監獄の典獄署(チョノクソ)に逃げ込んだのです。
そしてそこの役人に助けられ、無事に出産することが出来たのですが、母親は女児を出産した後に亡くなってしまったのです。
囚人たちによりオクニョと名づけられた赤ん坊はは典獄署(チョノクソ)で養父のチ・チョンドゥクや囚人たちの支えや教えにより、聡明に育ちました。
そして15年経ちオクニョは典獄署で働きながら、囚人たちからも様々な知識を学び様々な才能をもった利発な少女になっていきます。
そして母の死と自分の出生について知りたくなります。すると驚くことが次々と起こり陰謀にも巻き込まれる事になります。
ある日、典獄署(チョノクソ)の地下に囚われているパク・テスの存在を知ります。
パク・テスは探体人(チェタミン)と言う密偵だったのですね。
オクニョは毎日のようにパク・テスの元に通い探体人(チェタミン)として通用する武芸や心得などを学びます。
パク・テスはなんと、あの文定王妃がまだ王妃になる前の若い頃の想い人だったのですね。
しかし、女官だったカビが文定王妃が世子時代の仁宗を毒殺しようと、たまたま見てしまった事で文定王妃こそが母親カビを殺した張本人だったのですね。
結局、仁宗は即位後わずか9ヶ月で亡くなってしまったのです。仁宗はとても親思いで孝行な王様だったようですがやはり、文定大妃に殺された説が大きいみたいですね。
その後、文定大妃が願っていた明宗が王位に着きますがその時の明宗は11歳だったようで長年に渡り文定大妃と文定大妃の弟のユン・ウォンヒョンが摂政を執り行っていたようですね。
でも19歳の時に自ら母や叔父から離れて政治を執り行っていくのですね。オクニョと出会い民の為に協力し合って良い国を創ろうとするのです。
そして、捕盗庁の従事官であるソン・ジホンはオクニョにとっては敵側の人だと思って観ていましたがまさかのオクニョの師匠のパク・テスがジホンの祖父だったのですね。
その事を知ったジホンは変わっていきます。オクニョを助ける側になっていくのですね。
そしてオクニョの本命かと思ったテウォンは最初、典獄署の囚人で謎の男のようでしたがオクニョにしたら、頼れる存在だったのです。オクニョの為には本当の父親の悪行も許さず兵を率いて捕まえて流刑にするところは、心の中では父親への情が有っても悪は許さないところはカッコ良かったです。
オクニョは明宗、ジホン、テウォンと3人の男性との恋の行方も気になってこのドラマを観ていましたが。明宗は異母兄弟だったので恋人としては無くなりましたね。
そしてジホンは捕盗庁の大将になりジホンとの恋もなくなりましたが
テウォンも最後はオクニョと共に外知部の一員として生きる事になったのですね。特にオクニョとテウォンの恋愛感情としてのその後の展開はなく終わってしまいました。
そして、典獄署(チョノクソ)で産まれたオクニョは朝鮮第11代王の中宗の娘だったのですね。王女として生きる事を皆に勧められますがオクニョは弁護士として生きる決心をし、清々しい笑顔で ドラマは終わります。
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