こんにちは、まーこです。今回は、数々の名作を世の中に出していった、イ・ビョンフン監督の事を書いてみようと思います。イ・ビョンフン監督は韓国ドラマの演出家です。
1970年にMBCに入社しました。1999年には『ホジュン 宮廷医官の道』では時代劇史上最高の視聴率をとりました。
そして、『トンイ』や『イ・サン』『宮廷女官チャングムの誓い』や『馬医』『オクニョ運命の女』等、まーこも観始めると寝る時間を割いてでも観続けてしまい、毎日、寝不足でしたが、さすが、イ・ビョンフン監督、素晴らし作品を残してくれて、韓流ドラマファンを魅了し続けてくれています。
イビョンフン監督のおすすめドラマ トンイ
主人公トンイは父親と兄と貧しい暮らしの中でも楽しく暮らしていたが、父親と兄が陰謀の為、陥れられ、死罪となってしまうが不遇な人生を自分で切り開いていくところに魅力があります。
最下位の身分から朝鮮第21代王英祖の生母となったトンイの波乱に満ちた生涯を描いた作品です。
朝鮮第19代王粛宗(スクチョン)と出会い、淑媛、淑儀(スギ)、淑嬪(スクピン)と位が上がっていき、側室として同じ時期を生きた張禧嬪(チャン・ヒビン)との女の闘いの中で激しく対立した場面もありました。
また母としてクム(後の英祖)には母としての厳しさ強さを見せながらも愛情いっぱいで育てる姿や王宮を出て民の為に働く姿をイビョンフン監督がトンイの素晴らしさを引き出しながらも生きることの厳しさ、苦しさを楽しみながら教えてくれる作品だったと思います。
観終わった後も余韻が残りしばらくトンイの事が頭から離れませんでした。トンイを演じたハン・ヒョジュの素晴らしい演技力が素晴らしいドラマをより一層引き立て、また、周りの出演者たちとの息の合った演技に涙、笑い、感動の涙でぐしょぐしょになった方が多かったのではないでしょうか?
イビョンフン監督のおすすめドラマ イサン
イ・サンはドラマ『トンイ』の中でトンイの息子クム(朝鮮第21代王英祖)の孫にあたり、聖君と呼ばれた朝鮮第22代王正祖を描いた作品です。
イ・サンは米櫃事件で亡くなった父親の「聖君になれ」と言う約束を守ろうとしながらも英祖の正室の貞純王后の後ろ盾の老論派によりイ・サンは幼いころから、何度も陰謀により、命を失い掛けたり陥れられそうになりました。
1776年に祖父の英祖が崩御し、国王に即位してからも数々の改革を行い、身分や派閥を問わず、能力重視で朝鮮末期の文化の繁栄に貢献しました。1800年6月に49歳で生涯を閉じましたが今でも国民に親しまれる聖君として語り継がれています。
ドラマの冒頭ではイサンの父親、英祖の息子の荘献世子が老論派の策略により荘献世子を精神的に追い込み、英祖が荘献世子に不信感を持つように企てます。そして英祖が怒り荘献世子を米櫃に閉じ込めてしまい水も食物も与えず、餓死させてしまいます。後に英祖は荘献世子を死なせてしまった事を深く後悔し、イサンを大切に育てます。そして荘献世子の諡(おくりな)を思悼世子とします。
このドラマの観どころにソンヨンとパクテスとの出会いは欠かせません。幼いイサンが米櫃に閉じ込められた父親荘献世子に逢いにいく時にソンヨンとテスと出逢います。ソンヨンは将来イサンにとって生涯愛し続ける女性となり、またパクテスは生涯の友となるこのドラマには重要で大切な存在です。友達の誓いを果たすもソンヨンとパクテスはイサンの母親によって清国へ追いやられますが9年後に3人は再開を果たします。それからもソンヨンとパクテスはイサンのそばにいて生涯支え続けます。ソンヨンとの恋の場面のドキドキ感がたまりませんでした。しかし、涙なしでは観られないドラマです。やはり、観終わったあとの余韻が残り何度も観返してしまう程でしたよ。
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イビョンフン監督のおすすめドラマ 宮廷女官チャングムの誓い
『宮廷女官チャングムの誓い』を最初まーこは、本で読んだのです。元々、韓流ドラマが大好きなまーこでしたが、当時、ビデオ屋さんにチャングムの誓いを借りに行くも凄い人気で、なかなか借りれなかったのです。
そして、たまたま行った図書館になんと『宮廷女官チャングムの誓い』の上中下巻があり、全てを借りて読み始めました。かなり厚い本でしたが、面白ろすぎて、あっと言う間に読んでしまいましたよ。それが私、まーこと『宮廷女官チャングムの誓い』との出逢いでした。
本を読んだら余計に映像としてのチャングムが観たくなりました。主演はイ・ヨンエだったので、余計に観たくなり、毎日、ビデオ屋さんに通い全巻観る事が出来ました。本でハマりましたが、ビデオも更に良くて期待通りでしたよ。
チャングムの誓いは、16世紀、今から500年ほど前に実在し、朝鮮時代の医女で初めて王の主治医(大長今)となった方の記録を基に制作され、2003年9月に放映されてから、瞬く間に大ヒットとなった作品です。
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イビョンフン監督のおすすめドラマ オクニョ運命の女(ひと)
『オクニョ運命の女(ひと)』も面白かったです。
このドラマも『宮廷女官チャングムの誓い』と同じ時期(16世紀半ば)を舞台にしたドラマです。なぜなら、『オクニョ運命の女(ひと)』も『宮廷女官チャングムの誓い』も朝鮮第11代王中宗の正室の文定王后が出て来ます。
チャングムに出てくる文定王后はチャングムを陰から助けたり支えたりするとても良い王妃のイメージなのですが反対にオクニョに出る文定王妃はそれはそれは悪女として史実にもあるが、自分の子供を王にしたく、文定王妃の前王妃の章敬王后が生んだ仁宗に毒を盛るところをオクニョの母親に見られ、罪のない東宮の女官たちを次々と拷問し殺したり、オクニョも何度も命を奪われそうになりました。
オクニョは監獄で生まれ育ちましたが、数々の困難に立ち向かいながらも文定王后やその弟夫婦に数々の嫌がらせや陰謀、命まで狙われてしまいます。ただ、文定王妃の息子、後の朝鮮第13代王明宗とのロマンスもあるかな?と期待する場面も有りましたが・・・『オクニョ運命の女(ひと)』もイビョンフン監督の作品らしく、とても奥の深いドラマでした。
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イビョンフン監督のおすすめドラマ 馬医
『馬医』は、韓国MBCで2012年10月1日から2013年3月25日まで放送されたテレビドラマです。17世紀前期から後期を舞台にしたお話しですが当時、最下位の身分だった馬医から王の主治医に上り詰めた実在の人物、白光炫(ペク・クァンヒョン)の生涯を描いた作品なのですね。
17世紀の初頭に医官カン・ドジュンとイ・ミョンファンと医女チャン・インジュの3人は身分を超えた深い絆で結ばれている親友同士でした。
しかし、朝廷内の陰謀とイ・ミョンファンの裏切りにより、カン・ドジュンは世子の暗殺に関わったと濡れ衣を着せられ、処刑されてしまいました。
また カン・ドジュンの息子クァンヒョンも罪人の子供としてすぐに処刑される事になってしまったのです。しかし・・・もしそこで処刑されてしまったら、この素晴らしい馬医は生まれなかったでしょうね。
「人も動物も同じ命。医者だって馬医だって命を助ける医者じゃありませんか。死にゆく命を生かすのが医者でしょう?」傷を負った馬を助けるため、必死に医者に訴えかける少年ペク・クァンヒョン。この言葉は医療に生涯を捧げたクァンヒョンの人生そのものであろう。
ペク・クァンヒョンの言葉とその言葉に対してこう載せていた方がいますが、動物好きの私もこのような気持ちで医療に携わる医師や関係者と出逢えたら尊敬してしまいます。
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